選び方AI議事録・文字起こしツール

会議を文字起こしできるアプリ比較|議事録向け10製品の録音・取込・話者識別と料金

会議の音声を文字起こしできるアプリを、議事録作成に使う10製品で比較。スマホアプリの記載(7製品)、録音ファイルの取り込みと形式、話者識別・AI要約・対応言語、月10・30・100時間の料金の試算を公式ページから整理し、会議のしかたに合う候補を選べます(2026年10月時点)。

会議の文字起こしアプリ10製品を比べる記事の表紙、会議テーブルに録音中のスマートフォンとノートパソコンが置かれている

この記事の製品に関する記述は、SaaS Facts が各社の公式ページから確認した事実にもとづきます(確認日 2026年10月3日)。 文中の「根拠」から製品ページへ移ると、その事実の公式ページの出典と確認日を確かめられます。確認できなかった項目は、機能の非対応や情報の非公開を意味しません。

目次
  1. 会議の文字起こしアプリ10製品の要点:スマホアプリの記載は7製品、ファイル取込を満たすのは8製品
  2. 対面会議をスマホで録音できるアプリ:公式ページに記載がある7製品と対応OS
  3. 録音済みの音声・動画はファイルで取り込む:判定と取り込める形式
  4. Web会議の音声を記録するときは連携先とBotの扱いを事実で見る
  5. 話者識別・AI要約・対応言語の確認結果
  6. 月の文字起こし時間で見る料金:料金モデルのある7製品
  7. 確認できなかった項目の問い合わせ票
  8. 比較表と自社条件で絞るで候補を残す

会議の文字起こしアプリを選ぶときは、最初に「対面会議をスマホで録音する」「録音済みのファイルを取り込む」「Web会議の音声を記録する」のどれに使うかを決めます。そのうえで、入力方法、話者識別、要約、対応言語、月の文字起こし時間に対する料金を順に確認すると、自社で使う候補と問い合わせる項目を分けられます。社内会議・商談・インタビューなど、録音して議事録やメモにまとめる場面(シーン)によって、重要になる確認のポイントは変わります。

対象は、SaaS Factsが公開しているAI議事録・文字起こしツール10製品です。2026年10月3日時点の公式ページを基に整理しており、国内市場全体を網羅した一覧ではありません。

会議の文字起こしアプリ10製品の要点:スマホアプリの記載は7製品、ファイル取込を満たすのは8製品

スマホアプリの記載を公開情報で確認できたのは、AutoMemo・Nikke・Notta・Otolio・Rimo・toruno・YOMELの7製品です。出典出典出典出典出典出典出典 このうちストアでの配布まで明記しているのはAutoMemoだけで、ほかの6製品はOS名やアプリの名前の記載です。出典

AI議事録・文字起こしツール10製品について、ファイルを取り込んで文字起こしできる・MP3ファイルの取り込みに対応・MP4ファイルの取り込みに対応・発言者を自動で識別できる・AIが会議内容を要約できる・Botを参加させずに録音できる・無料トライアルがあるの確認結果を製品ごとに示した表の図。条件を満たすと確認できたのはファイルを取り込んで文字起こしできるは8製品、MP3ファイルの取り込みに対応は3製品、MP4ファイルの取り込みに対応は2製品、発言者を自動で識別できるは4製品、AIが会議内容を要約できるは4製品、Botを参加させずに録音できるは1製品、無料トライアルがあるは1製品。
7条件を製品ごとに確認した結果。

「ファイルを取り込んで文字起こしできる」を満たすのは、AI議事録取れる君・AmiVoice ScribeAssist・AutoMemo・LINE WORKS AiNote・Nikke・Otolio・Rimo・YOMELの8製品です。出典出典出典出典出典出典出典出典 Notta・torunoの2製品は条件付きで、満たさないと判定された製品はありません。出典出典 取り込める形式の記載を確認できたのは、AmiVoice ScribeAssist・AutoMemo・Nikke・Nottaの4製品です。出典出典出典出典

議事録の作業に関わる判定は、「発言者を自動で識別できる」が満たす4・条件付き5・今回の調査範囲では確認できず1、「AIが会議内容を要約できる」は満たす4・条件付き6です。料金モデルがあるのは7製品で、そのうち月10・30・100時間の月額を試算できるのは6製品です。

会議のしかたで見る表を選ぶ:対面はスマホで録音、録音済みはファイルで取り込む

次の早見表で、自社の使い方に対応する確認箇所を選んでください。複数の方法を使う場合は、それぞれの行を確認します。

会議のしかた 最初に見る表 用意する情報 表を見た後に判断すること
対面会議をその場でスマホ録音する スマホアプリの一覧 使う端末、OS、会議中に文字を見たいか アプリとOSの記載があり、必要な録音・文字起こしの流れに合うか
ボイスレコーダーやスマホの録音済みファイルを取り込む ファイル取込の判定表と形式一覧 拡張子、ファイルの長さ、月のファイル数 取込の判定と形式の記載がそろい、条件を満たすか
Web会議の録画を取り込む ファイル取込の判定表と形式一覧 動画の拡張子、ファイルの長さ、発話言語 動画の取込と対象形式を確認できるか
Web会議の音声を記録する Web会議ツールの連携とBotの判定表 利用中のWeb会議ツール、PCのOS、Bot参加の可否 連携先の記載と、希望する記録方法の条件が合うか

その後は、どの方法でも話者識別・AI要約・対応言語を確認し、月の文字起こし時間に応じた料金を照合します。料金表を見る前に、文字起こしする会議の合計時間(通常月と、会議が集中する月)と、実際にサービスを操作する人数を書き出しておくと、含まれる時間を超える月の扱いやアカウント数まで問い合わせられます。会議の参加人数と契約アカウント数は、同じとは限りません。本稿では月10・30・100時間を、料金を確認するための共通の例として使います。

対面会議をスマホで録音できるアプリ:公式ページに記載がある7製品と対応OS

スマホで使えるという記載と、ストアから入手するスマホアプリの記載は区別します。また、スマホアプリがあっても、録音後に文字起こしするのか、会議中にリアルタイムで文字を確認できるのかは別の確認事項です。

スマホアプリの記載がある7製品

ストア名を明記した配布の記載を確認できたのはAutoMemoで、AppleアプリストアまたはGoogle Playストアから無料でダウンロードできると記載されています。出典 ほかの6製品はOS名やアプリの名前の記載です。ストア配布の記載が今回の調査範囲にないことを、配布されていないという意味には読み替えません。行は製品名の英字順で、対応OSの多さや機能の印象による順序ではありません。

製品 アプリ・対応OSの記載 ストア配布の記載 アプリでできることの記載
AutoMemo スマホアプリ、iOS版アプリ出典出典 AppleアプリストアまたはGoogle Playストアから無料でダウンロード出典 ボタンひとつで録音を開始、同じアカウントで専用ボイスレコーダーと専用アプリの録音データやプラン情報を共有出典出典
Nikke iOS / Android出典 今回の調査範囲では確認できず スマホアプリ固有の機能の記載は今回の調査範囲では確認できず
Notta iOSアプリ、Androidアプリ、モバイルアプリ出典出典出典 今回の調査範囲では確認できず モバイル向けページに、スマホ内の音声・動画ファイルのインポートとリアルタイム文字起こしの記載出典出典
Otolio iOS・Androidアプリ出典 今回の調査範囲では確認できず 録音、議事録の閲覧、音声再生出典
Rimo モバイルアプリ、対応OSは今回の調査範囲では確認できず出典 今回の調査範囲では確認できず 録音するだけで会議後に議事録を作成できるという記載出典
toruno iPhone向けアプリ、Androidアプリは提供なし(本年中の提供予定と記載)出典出典 今回の調査範囲では確認できず アプリで録音してアップロードし文字起こし、リアルタイムで文字起こしを行う機能はないと記載出典
YOMEL 対面会議用スマホアプリ、対応OSは今回の調査範囲では確認できず出典 今回の調査範囲では確認できず 機能一覧に「スマホアプリ 音声ファイルインポート」の記載出典

AutoMemoの「無料でダウンロード」はアプリの入手に関する記載で、文字起こしの料金は料金の節で別に確認してください。出典出典 録音はスマホ、編集はPCという運用を予定するなら、結果をどこで確認できるかも見ます。AutoMemoには、スマホアプリで録音した音声の文字起こし結果をWebブラウザでも確認できるという記載があり、話者の分離ができるのはクラウド上だけとも書かれています。出典出典 Nottaの公式ページはウェブ版・デスクトップ版・モバイルアプリ・Chrome拡張機能を並べていますが、どの方法でも同じ機能が使えるとは一括して判断していません。出典

ストアで入手するアプリと、ブラウザで使うWebアプリを分けて読む

torunoのiPhone向けアプリは録音してからアップロードする流れで、会議中にリアルタイムで文字起こしを行う機能はないと明記されています。出典 Androidについては、アプリの提供はないという記載とは別に、Androidのブラウザで動作するWebアプリでマイク音源をリアルタイムに記録・文字起こしできるという記載があります。出典出典 ストアで配布するアプリが必要か、ブラウザで使う形でもよいかを先に決めてください。iPhoneアプリとファイルアップロードによる文字起こしは日本語のみという条件もあります。出典 「本年中の提供予定」は確認時点の公式ページの表現で、提供開始済みという意味には扱っていません。

スマホアプリの記載を確認できなかった3製品の使い方の記載

スマホアプリの項目は、1製品が確認保留、2製品が今回の調査範囲では確認できずです。アプリが無いという意味ではなく、次の使い方の記載があります。

製品 スマホアプリの項目 公開情報で確認できた使い方
AI議事録取れる君 今回の調査範囲では確認できず 全プラン共通機能の欄に「スマートフォン利用可」「ファイル取込」の記載、スマートフォンでの利用がアプリかブラウザかは今回の調査範囲では確認できず出典
AmiVoice ScribeAssist 今回の調査範囲では確認できず 「ファイル認識」の記載と、すべての処理をPC内部で行うスタンドアローン要約の記載出典出典
LINE WORKS AiNote 確認保留 「音声データから記録作成」の記載出典

スマホ録音を必須にする場合は、この3製品に「会社支給の端末に入れるアプリがあるか」「対応OSは何か」「録音から文字起こしまでスマホで完結するか」を問い合わせます。録音済みのファイルを取り込めればよい場合は、次のファイル取込の表で確認を続けてください。

録音済みの音声・動画はファイルで取り込む:判定と取り込める形式

録音済みのファイルを使う場合は、アプリの有無よりも、取込機能・拡張子・長さ・月の取込数を確認します。手元のファイルをそのまま使いたいなら、ファイル取込の判定と対応形式の記載の両方が必要です。

拡張子は、ファイル名の末尾にあるピリオドに続く文字列で、ファイルの種類を識別するものです。まずファイル名の拡張子を表示して確認し、表にないからといって名前だけを別の拡張子へ変更しないでください。Appleの公式案内でも、原則として拡張子は変更すべきではないと説明されています。(Apple「MacでFinder設定を変更する」)

ファイルを取り込んで文字起こしできるか(10製品の判定と条件の中身)

表は「ファイルを取り込んで文字起こしできる」の満たす→条件付きの順に並べ、同じ区分の中は製品名の英字順です。「形式の記載」の列は、次の節の形式一覧に載せた形式の数か、形式の項目の確認状況です。

製品 ファイルを取り込んで文字起こしできる MP3ファイルの取り込みに対応 MP4ファイルの取り込みに対応 形式の記載 条件の中身・公式ページの記載
AI議事録取れる君 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 確認保留 音声ファイルや動画ファイルをインポートして議事録を作成出典
AmiVoice ScribeAssist 満たす 満たす 満たす 6形式 「ファイル認識」と、認識可能ファイルにMP3・MP4の記載出典出典出典
AutoMemo 満たす 満たす 満たす 9形式 専用機器以外で録音した音声ファイルもアップロードして文字起こし出典出典出典
LINE WORKS AiNote 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 「音声データから記録作成」の記載と、ICレコーダーで録音した音声データをAiNoteに取り込んで議事録を作成しているという利用者の声出典出典
Nikke 満たす 満たす 今回の調査範囲では確認できず 8形式 ドラッグ&ドロップと、複数ファイルをまとめて文字起こしする機能の記載出典出典出典
Otolio 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 音声ファイルをインポートする記載出典
Rimo 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 確認保留 録音ファイルのアップロードによる議事録作成と、動画からの文字起こしの記載出典出典
YOMEL 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 音声インポートの記載出典
Notta 条件付き 今回の調査範囲では確認できず 条件付き 17形式 ファイルインポートの数の記載がプランで分かれる(表の下)、MP4の条件の中身は判定の根拠からは今回の調査範囲では確認できず出典出典出典出典出典
toruno 条件付き 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 確認保留 ファイルアップロードによる文字起こしは日本語のみ出典

ファイル取込は満たす8・条件付き2、MP3は満たす3・今回の調査範囲では確認できず7、MP4は満たす2・条件付き1・今回の調査範囲では確認できず7で、満たさないと判定された製品はありません。

Nottaの料金ページには、ファイルインポートの数として50個/月・100個/月・200個/月(1アカウントあたり)・無制限の記載があり、プランによって分かれています。出典出典出典出典 月の合計時間だけでなく取り込むファイル数も数え、どのプランがどの数かを料金ページで確かめてください。同じくNottaには、アップロードできる最大サイズは音声1GB / 動画10GB、長さは5時間(話者を識別する場合は3時間)という記載があります。出典 これは取込機能全体の補足で、MP4の条件付き判定の理由を示したものではありません。torunoで日本語以外の会議を録音してから取り込む予定なら、ファイルアップロードによる文字起こしが日本語のみという条件に当たります。出典

MP3・MP4・M4A など取り込める形式の記載(4製品で確認)

拡張子の大文字・小文字は公式ページの表記どおりです。音声と動画の区分は、公式ページが分けている場合だけ示します。形式の数は確認できた記載の数で、多い順に並べたり優劣を付けたりするものではありません。

製品 取り込める形式の記載 音声・動画の区分や判定との関係
AmiVoice ScribeAssist M4A・MP3・MP4・WAV・WMA・WMV出典出典出典出典出典出典 認識可能ファイルの表記は、音声「mp3、wma、wav、m4a」、動画「wmv、mp4」出典
AutoMemo 3GP・AAC・FLAC・M4V・MOV・MP3・MP4・OPUS・WAV出典出典出典出典出典出典出典出典出典 M4Aと、音声・動画の区分の記載は今回の調査範囲では確認できず
Nikke FLAC・MP3・M4A・MPEG・MPGA・OGG・WAV・WEBM出典出典出典出典出典出典出典出典 形式一覧に「動画も対応済」の注記、MP4の記載は今回の調査範囲では確認できず出典
Notta 3GP・AIFF・AVI・CAF・FLV・M4A・mda・MOV・MP3・MP4・mts・ogg・RMVB・WAV・webm・WMA・WMV出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典 MP3の記載はあるが「MP3ファイルの取り込みに対応」の判定は今回の調査範囲では確認できず、形式は複数の公式ページの記載を合わせた一覧出典

形式の記載と判定が食い違って見える場合も、判定は変えずに記載を別の列に示しています。「動画も対応済」のような総称の記載だけで、特定の拡張子を対象に含めることもしていません。形式の項目は、公開情報で確認が4製品、確認保留が3製品、今回の調査範囲では確認できずが3製品で、前の表の「形式の記載」列に示しました。ファイル取込そのものの判定とは別に扱ってください。使いたい形式が表にない場合は、形式名と実際のファイルの長さを伝えて問い合わせるか、トライアルや無料プランで自社のファイルを試してください。

Web会議の音声を記録するときは連携先とBotの扱いを事実で見る

Web会議で使う場合は、自社の会議ツール名があるかと、希望する音声の記録方法を分けて確認します。連携先の欄には、連携製品の記載のうちZoom・Microsoft Teams・Google Meet・Cisco Webexの名前があるものだけを載せ、会議への自動参加、Botの招待、管理者設定などの手順は扱いません。行は製品名の英字順です。

製品 Web会議ツールの連携の記載 Botを参加させずに録音できる
AI議事録取れる君 Zoom連携、Microsoft Teams連携、Google Meet連携(会議に招待して参加者の発話を記録)出典出典出典 今回の調査範囲では確認できず
AmiVoice ScribeAssist Zoom連携出典 今回の調査範囲では確認できず
AutoMemo Web会議ツール名の記載は今回の調査範囲では確認できず(連携の記載はファイルの保存先や専用端末)出典出典出典 今回の調査範囲では確認できず
LINE WORKS AiNote Web会議ツール名の記載は今回の調査範囲では確認できず(連携の記載はLINE WORKSとのサービス連携)出典 今回の調査範囲では確認できず
Nikke Web会議ツール名の記載は今回の調査範囲では確認できず(連携の記載はLINE)出典 満たす出典
Notta Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Cisco Webex出典出典出典出典 条件付き、Macのデスクトップ版でボットを介さずに録音でき、システム音声を取得してボットなしで録音するにはmacOS 13以降が必要出典出典
Otolio Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Cisco Webex出典出典出典出典 今回の調査範囲では確認できず
Rimo Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Cisco Webex、カレンダー連携で予定された会議の録音と文字起こしを自動化出典出典出典出典出典 今回の調査範囲では確認できず
toruno Web会議ツール名の記載は今回の調査範囲では確認できず(連携の記載はファイルの保存先など)出典出典 今回の調査範囲では確認できず
YOMEL Web会議ツール名の記載は今回の調査範囲では確認できず(連携の記載はシングルサインオンの認証基盤など)出典出典 今回の調査範囲では確認できず

「Botを参加させずに録音できる」は満たす1・条件付き1・今回の調査範囲では確認できず8で、満たさないと判定された製品はありません。Botを参加させる運用を避けたい場合も、判定が今回の調査範囲では確認できずの製品を一律に除外せず、利用するPCと会議ツールを伝えて確認してください。

連携先の欄は、製品全体のWeb会議対応を判定するものではありません。例えばAmiVoice ScribeAssistのZoom連携には、文字起こしした内容をZoomに送信して字幕表示する記載があり、連携という言葉が指す処理は公式ページの説明まで読んで確認する必要があります。出典 Nikkeには、連携製品の欄とは別に、ブラウザの画面・ウィンドウ共有で会議音声を取得し、Botを入室させる必要がないという記載があります。出典 Web会議ツール名の記載がない製品でも、会議の録画を後からファイルで取り込む運用は別に検討でき、その場合は前の節の判定と形式一覧を確認します。

話者識別・AI要約・対応言語の確認結果

入力方法が決まったら、誰の発言かを分ける機能、会議内容を要約する機能、会議で使う言語を確認します。ここでの条件付きは対象プランや処理方式などの違いで、製品の優劣を示すものではありません。判定が「満たす」でも、文字起こしや要約の結果を確認する作業は残ります。

発言者を自動で識別できるか(判定と条件の中身)

話者識別は満たす4・条件付き5・今回の調査範囲では確認できず1で、満たさないと判定された製品はありません。行は製品名の英字順です。

製品 発言者を自動で識別できる 条件の中身・公式ページの記載
AI議事録取れる君 条件付き 話者識別ボタンで発話人数を指定すると自動で話者識別出典
AmiVoice ScribeAssist 満たす 声の特長を学習して発話者の名前と発言を紐づけ、学習データがなくても自動で番号を振る出典
AutoMemo 条件付き 話者の分離ができるのはクラウド上だけ出典
LINE WORKS AiNote 条件付き 自動話者認識は企業向けプラン(チーム/ビジネス/エンタープライズ)のみ出典出典
Nikke 満たす 話者分離の記載出典
Notta 条件付き 判定の根拠は話者推定「あり」の記載で、条件の中身は判定の根拠からは今回の調査範囲では確認できず(入力方法別の記載は表の下)出典
Otolio 満たす 誰がどの発言をしたのかを自動で可視化出典
Rimo 条件付き 法人プランはボイスデータによる自動話者分離、プロプラン・文字起こしプランは簡易的な話者分離出典
toruno 今回の調査範囲では確認できず 話者推定の記載は今回の調査範囲では確認できず
YOMEL 満たす すべての発言者を自動で識別・分離出典

話者識別を使う目的が「発言を人ごとに分けること」なのか、「発言者の氏名まで議事録に残すこと」なのかで、試用時に見る結果が変わります。AmiVoice ScribeAssistは、声の特長の学習による名前の紐づけと、学習データがない場合の番号付与を分けて説明しています。出典 Nottaには、判定の根拠とは別の主要機能の記載として、ファイルアップロード時に話者識別をオンにするとすべての発話言語で最大10名まで識別でき、マイク録音によるリアルタイム文字起こしでは日本語の場合のみ最大10名まで識別できるという説明があります。出典出典 同じ製品でも入力方法や発話言語で条件が変わることがあるため、問い合わせでは入力方法・発話言語・参加人数をまとめて伝えてください。

AIが会議内容を要約できるか(判定と条件の中身)

AI要約は満たす4・条件付き6で、行は製品名の英字順です。AIサマリーの記載は10製品すべてにありますが、「満たす」と、プランや利用枠などの条件が付く「条件付き」は分けて読みます。

製品 AIが会議内容を要約できる 条件の中身・公式ページの記載
AI議事録取れる君 満たす AIサマリー「あり」出典
AmiVoice ScribeAssist 満たす 用途やPCのスペックに合わせて3つの要約方式から選択出典
AutoMemo 条件付き 判定の根拠はAIサマリー「あり」の記載で、条件の中身は今回の調査範囲では確認できず出典
LINE WORKS AiNote 条件付き 判定の根拠は要約をワンクリックで行う記載で、条件の中身は今回の調査範囲では確認できず出典出典
Nikke 満たす 要約に加え、「翻訳して」「TODOにして」などのカスタム命令が可能出典
Notta 条件付き プライバシーモード(ベータ版)はAI要約に対応していない、ビジネスプランの要約回数はアカウント数×200回出典出典
Otolio 条件付き 要点抽出と、会議の記録・要約・共有を自動化する議事録エージェントの記載があり、AI要約などの利用ではAIクレジット(利用枠)を消費する出典出典出典
Rimo 条件付き 文字起こしプランには議事録要約作成がなく、プロプラン・チームプラン・法人プランにある出典
toruno 条件付き 判定の根拠はAIサマリー「あり」の記載で、条件の中身は今回の調査範囲では確認できず出典
YOMEL 満たす AIサマリー「あり」出典

Otolioの要点抽出には、テンプレート次第で要約や各社フォーマットでの出力もできるという説明があり、要約が必須なら使う契約・テンプレートで何ができるかを確認します。出典 AIクレジットは会議の文字起こしやAI要約などの利用で消費されるため、月の会議量に対して必要な利用枠も見積もりで確かめてください。出典 AmiVoice ScribeAssistには、すべての処理をPC内部で完結するスタンドアローン要約など、用途やPCのスペックに合わせて方式を選ぶ説明があります。出典 Nottaではプライバシーモードのベータ版にAI要約が含まれないため、そのモードで文字起こししながら要約も使う前提は置けません。出典 Nikkeのカスタム命令はリアルタイム文字起こし中でも使え、会議の途中までの内容を要約する使い方が記載されています。出典 条件の中身を判定の根拠から特定できない場合は、月の会議時間に加えて要約を作る会議の本数と希望するプランを伝え、文字起こし時間と要約回数を同じ利用枠と仮定せずに確認してください。

対応言語の記載(7製品で確認)

対応言語は言語数だけでなく、入力方法やプランに付く条件を読みます。行は製品名の英字順で、言語数による順序ではありません。

製品 対応言語の記載 条件・補足
AmiVoice ScribeAssist 英語の認識は英語辞書も利用可能 翻訳には対応していないと記載出典
AutoMemo 文字起こしは72言語 翻訳機能はなく、一度の録音でテキスト化できるのは1言語のみ出典
Nikke 99カ国語以上(日本語、英語、中国語、フランス語、ドイツ語を含む) 言語別の条件の記載は今回の調査範囲では確認できず出典
Notta 日本語・英語など58言語の文字起こし プライバシーモードで使える言語や処理方式は通常のオンライン文字起こしと異なる場合があると記載出典出典
Rimo 60以上の言語 使う言語名での照合が必要出典
toruno 日本語の文字起こし、英語や中国語など日本語以外の音声の文字起こしの記載あり 日本語以外は「toruno ビジネス AI要約」プランでのみ、ファイルアップロードとiPhoneアプリでの文字起こしは日本語のみ出典出典出典
YOMEL 日本語と英語の入りまざる会議でも認識可能 1つの会議で日本語と英語が混ざる場合の記載出典

AI議事録取れる君には、90以上の国と地域の発話を主要な16言語に翻訳できるという翻訳機能の記載がありますが、文字起こしの対応言語の記載は今回の調査範囲では確認できずで、翻訳の記載から文字起こしの言語を推定していません。出典 LINE WORKS AiNoteには「複数言語の対応」「対象言語の設定」の記載がありますが、具体的な言語名は今回の調査範囲では確認できずです。出典出典 Otolioは、対応言語の記載が今回の調査範囲では確認できずです。複数の言語に対応することと、同じ録音の中で複数言語が混ざることへの対応は別に確かめ、自社の会議で使う言語名と混在するかどうかを問い合わせに書き添えてください。

今回の事実には、製品同士を同じ条件で比べられる文字起こし精度や処理速度の測定結果がありません。Rimoは「日本語会話を専門用語まで正確に認識」と記載しています。出典 LINE WORKS AiNoteは「1時間の会議を1分で文字起こし」と記載しています。出典 いずれも公式ページの表現で、SaaS Factsによる実測結果ではありません。候補が残ったら、自社の会議音声で固有名詞・数値・発言者の分かれ方・決定事項の要約を確認し、議事録を配布できる状態にするまでの修正内容を記録してください。

月の文字起こし時間で見る料金:料金モデルのある7製品

料金モデルがあるのは、AI議事録取れる君・AutoMemo・LINE WORKS AiNote・Notta・Rimo・toruno・YOMELの7製品です。出典出典出典出典出典出典出典 このうちAutoMemoの料金モデルは毎月1時間までの無料のお試しプランだけのため、時間別の月額を試算できるのは6製品です。出典

AI議事録・文字起こしツール7製品について、公式ページの料金記載を基本料金・量あたりの単価・最低利用料金の3列に整理した図。
料金の公開形態(7製品)。基本料金・量あたり・最低利用料金を公式ページの記載から整理。

この節の月額は、料金モデル(各プランの基本料金・含まれる時間・超過分の単価・税・契約の記録)から計算した試算で、公式ページに表示された金額そのものではありません。合計額・平均・相場は出していません。

試算の式と前提

月額は次の式で計算しています。

月額=基本料金+超過分の単価×(月の文字起こし時間−プランに含まれる時間)

  • 含まれる時間以内なら基本料金のまま、含まれる時間が無制限のプランも基本料金のままです。
  • 超過分の単価が料金モデルにないプランは、含まれる時間を超える月には使いません。単価がないことを、超過しても無料という意味には扱っていません。
  • 単価や利用枠が分で記録されている場合は、60で割って時間にそろえます(6,000分は100時間、2100分は35時間、1800分は30時間)。
  • 「〜から」という下限だけのプランは使いません。YOMELのエンタープライズは「500時間」「250,000円/月」の記載のため、試算から外しています。出典
  • 製品ごと・契約ごとに、その時間で使えるプランのうち月額が最も低いプランで試算します。製品の中でのプラン選びで、製品同士の順位ではありません。
  • 税は料金モデルの記録どおりに書き、税込・税抜は換算していません。1アカウント(1ユーザー)あたりの料金に人数をかけた合計も出していません。
  • 初期費用、翻訳・英語などのオプション、追加購入の時間は含めていません。

月10時間・30時間・100時間の月額(試算できる6製品)

行は製品名の英字順で、金額順ではありません。年額契約と月間契約(月払い)の両方がある製品は、同じ行に「年額/月間」の順で並べています。金額はすべて1か月あたりの試算で、年間の支払総額ではありません。

製品 試算したプラン(10時間/30時間/100時間の順)と含まれる時間・超過分 月10時間 月30時間 月100時間 税・契約 数え方
AI議事録取れる君 EnterpriseP-10(10時間、超過は1時間880円)/EnterpriseP-10に超過20時間分/EnterpriseP-100(100時間) 6,380円 23,980円(6,380円+880円×20時間) 51,700円 税込・月間 組織で使う時間枠出典出典出典
LINE WORKS AiNote チーム/チーム/チーム(含まれる時間は料金モデルで6,000分、追加文字起こし時間100分のオプションは年額契約¥360/月・月額契約¥400/月) 19,800円/22,000円 19,800円/22,000円 19,800円/22,000円 税抜・年額契約/月間契約 組織で使う時間枠出典出典出典
Notta 年間プランはプレミアム(1800分/月、超過分の単価は料金モデルになし)/プレミアム/ビジネス(料金モデルの値、文字起こし時間は無制限)、月払いは3つとも月払いビジネスプラン(料金モデルの値、無制限) 1,185円/4,180円 1,185円/4,180円 2,508円/4,180円 税込・年間プラン/月払い 料金モデルでは1アカウントあたり出典出典出典
Rimo 文字起こしプラン(月2100分、超過分の単価は料金モデルになし)/文字起こしプラン/プロプラン(料金モデルの値、文字起こし時間は無制限) 1,650円 1,650円 4,950円 税込・月払い 1ユーザーあたり出典出典出典
toruno 月30時間プラン/月30時間プラン/月100時間プラン(超過は料金モデルで月30時間プランが1時間900円、月100時間プランが1時間855円、月30時間プランに超過70時間分を足すと90,000円になり月100時間プランより高い) 27,000円 27,000円 85,500円 料金モデルでは税抜・契約区分の指定なし 組織で使う時間枠出典出典
YOMEL スターター(30時間まで)/スターター/スタンダード(130時間まで) 28,000円 28,000円 95,000円 料金モデルでは税抜・契約区分の指定なし 組織で使う時間枠出典出典出典出典

AI議事録取れる君は20時間・30時間・60時間・100時間以上のプランを問い合わせとしているため、30時間の金額はEnterpriseP-10に超過分を足した試算で、問い合わせプランの見積もり額とは別のものです。出典 お試しプラン(3時間・1,518円(税込)、超過は1分あたり22円(税込))は、10時間以上では選んだEnterpriseプランより月額が高くなるため使っていません。出典出典 AI議事録取れる君では1アカウントが料金に含まれ、Enterpriseプランのアカウント追加には1アカウントあたり1,500円(税抜)の初期費用があり、契約時間はアカウント間で共有するという記載です。出典

LINE WORKS AiNoteのビジネス・エンタープライズは、料金モデル上どの時間でもチームより月額が高いため試算に使っていません。出典 Nottaのプレミアムは1800分/月で、超過分の単価が料金モデルにないため、含まれる時間を超える月はビジネスで試算しています。出典出典 プレミアムの年間プランは「総額 ¥14,220(税込)・12ヶ月分一括払い」と記載されており、表の月額を毎月同じ金額を支払う契約と読み替えないでください。出典 無料のフリーは、文字起こし時間120分/月・1回につき3分までです。出典

Rimoの文字起こしプラン(月2100分)には議事録要約作成がなく、要約まで必要な場合はプロプラン以上になります。出典出典 Rimoのプロプラン・文字起こしプランは1ユーザーあたりの月額表示で、ユーザーアカウントの共有はできず、利用想定の人数分を契約するという記載です。出典 YOMELはスターターが30時間まで、スタンダードが130時間まで、ビジネスが300時間まで・180,000円/月で、超過分の単価は料金モデルにありません。出典出典出典出典 時間の枠が足りるプランを見つけたら、話者識別・要約・言語の表へ戻り、必須機能の対象プランと料金表のプラン名が一致するかを確かめてください。

時間で試算できない4製品の料金の記載

AmiVoice ScribeAssist・Nikke・Otolioには料金モデルがなく、AutoMemoの料金モデルは毎月1時間までの無料のお試しプランだけです。出典出典出典出典 時間別の月額を埋める代わりに、確認できた料金の記載を示します。

製品 公開情報で確認できた料金 時間別の月額を出すために残る確認
AmiVoice ScribeAssist オープン価格で基本料金は個別見積もり、音声認識時間による従量課金や時間の上限ではなくライセンス数に応じた定額制、一部の要約機能のみ一定以上の利用に料金が発生出典出典出典出典 必要なライセンス数、使う要約方式と利用量を伝えて見積もりを取る
AutoMemo お試しプランは無料で毎月1時間まで、プレミアムプラン自動継続は1,480円/月(初月無料)・14,800円/年(一括)、税込出典出典出典出典 プレミアムプランに含まれる時間が料金モデルにないため、月の利用時間に応じた費用を確認する
Nikke フリープランは毎月一定時間の文字起こしが無料でAI要約機能も含む、有料プランの金額は今回の調査範囲では確認できず出典 有料プランの基本料金、含まれる時間、利用人数での契約条件を聞く
Otolio 人数ではなくAIクレジット(利用枠)で契約し、アカウントを追加しても料金は変わらない、金額は会議の量や使い方をヒアリングのうえ提案出典出典 月の会議時間と要約などの使い方を伝え、必要な利用枠を見積もる

AutoMemoには、文字起こし時間の追加購入として10時間1,980円・50時間9,900円(税込、有効期限180日)の記載もありますが、通常の月額と組み合わせた試算はしていません。出典 Nikkeのアカデミックプランは、日本の教育・研究機関に所属する人がac.jpドメインのメールアドレスでアカウントを作ると全機能を無料かつ無制限で使えるという記載で、一般の企業利用の料金としては扱っていません。出典

無料トライアルがあるかの判定(10製品)

無料プランと、一定期間や一定条件で使う無料トライアルは分けて確認します。「無料トライアルがある」は満たす1・条件付き6・今回の調査範囲では確認できず3で、行は製品名の英字順です。

製品 無料トライアルがある 条件の中身・公式ページの補足
AI議事録取れる君 満たす 「クレジットカード登録なし」の記載と、「クレジットカード登録あり」の7日間無料体験の記載の両方がある出典出典
AmiVoice ScribeAssist 条件付き 14日間のトライアルを提供し、希望する場合は問い合わせ出典
AutoMemo 条件付き プレミアムプラン自動継続は初月無料、法人向けビジネスプランの無料体験は文字起こし10時間分出典出典
LINE WORKS AiNote 今回の調査範囲では確認できず 判定とは別に「無償トライアル実施中」の記載がある出典
Nikke 今回の調査範囲では確認できず 無料トライアルの項目は確認保留で、フリープランの記載とは区別する出典
Notta 条件付き 紹介リンクから新規登録した人に3日間無料試用ギフトを提供する記載出典出典
Otolio 条件付き 14日間、法人または団体として商用の契約を検討する人が対象出典
Rimo 条件付き 7日間の無料トライアル・クレジットカード登録不要で、法人環境でのトライアルは問い合わせ出典出典
toruno 今回の調査範囲では確認できず 判定とは別に、torunoビジネスの3週間無料トライアルの記載がある出典
YOMEL 条件付き トライアル期間は約2週間・10時間分まで無料出典

判定が今回の調査範囲では確認できずでも、公式ページにトライアルの案内がある製品があります。希望するプランや使い方がその案内の対象かを確認してください。AI議事録取れる君の2つの表記は、どちらが自社の申込方法に当てはまるかを問い合わせ票に載せています。出典出典 試用では導入後に使う入力方法を再現し、取込だけ成功した状態と、話者識別・要約まで含めて議事録を完成させられた状態を分けて記録してください。

確認できなかった項目の問い合わせ票

問い合わせでは、製品名だけを挙げて機能の有無を聞くより、自社の使い方と、この記事で残った確認事項をまとめて伝えると回答を比べやすくなります。公開情報で確認できた点も、対象プランや入力方法が変わるなら前提として書き添え、「使える」という回答はどの条件で使えるのかまで残します。

AI議事録・文字起こしツール10製品の10項目について、公開情報で確認できた製品数、確認保留、今回の調査範囲では確認できなかった製品数を横棒で並べた図。
10項目の公開状況。横棒は10製品の内訳で、確認できた製品数の多い順。

各社へ共通して伝える自社条件

問い合わせの冒頭には、次の項目を入れます。未定の欄は未定のまま伝え、製品ごとに異なる前提を置かないようにしてください。

伝える項目 記入する内容
会議のしかた 対面をスマホで録音/録音済みファイルを取込/Web会議の音声を記録
利用端末 スマホ・PCの種類、OSとバージョン
入力ファイル 拡張子、1ファイルの長さ、容量、月のファイル数
月の利用量 通常月の文字起こし時間、会議が集中する月の時間
利用人数 サービスを操作する担当者数、閲覧・編集する人の範囲
必要な処理 話者識別、氏名との紐づけ、要約、会議中のリアルタイム表示
発話言語 言語名、同じ会議内で複数言語が混在するか
契約の希望 月間契約か年額契約か、試用してから契約したいか

聞き方は、「当社は〔会議のしかた〕で、月〔時間〕、利用担当者〔人数〕を想定しています。手元のファイルは〔形式・長さ・容量〕です。この条件で〔確認する機能〕を使えるプランと、料金・制限を教えてください」という形にそろえます。この前提を付ければ、同じ「対応」という回答でも、プラン追加が必要なのか、使う端末を変える必要があるのかを見分けられます。

項目別の問い合わせ票

確認すること 対象製品・確認状況 聞き方の例
スマホアプリの有無 AI議事録取れる君は「スマートフォン利用可」の記載があるがアプリかブラウザかは今回の調査範囲では確認できず、AmiVoice ScribeAssist(ファイル認識の記載あり)は今回の調査範囲では確認できず、LINE WORKS AiNote(音声データから記録作成の記載あり)は確認保留出典出典出典 「会社支給のスマホで対面会議を録音します。ストアから入手するスマホアプリはありますか。対応OSと利用できる機能を教えてください」
対応OSと配布先 Rimo・YOMELはアプリの記載はあるがOSの記載は今回の調査範囲では確認できず、ストアでの配布を明記しているのはAutoMemoだけ出典出典出典 「使用予定のOSとバージョンで動作しますか。会社の端末へ導入する際の配布先を教えてください」
取り込める形式 AI議事録取れる君・Rimo・torunoは確認保留、LINE WORKS AiNote・Otolio・YOMELは今回の調査範囲では確認できず(6製品ともファイル取込の判定は満たすか条件付き)出典出典出典出典出典出典 「〔拡張子〕の音声・動画を取り込めますか。長さと容量の上限も教えてください」
形式の記載と判定の確認 NottaはMP3の記載があるが判定は今回の調査範囲では確認できず、NikkeのMP4とAutoMemoのM4Aは記載が今回の調査範囲では確認できず出典出典出典 「この形式の実ファイルを取り込む予定です。通常のファイル取込機能で扱えるか、対象プランと制限を教えてください」
ファイル取込の条件 NottaのMP4の条件の中身は判定の根拠からは今回の調査範囲では確認できず、LINE WORKS AiNoteは取込の判定は満たすが形式・長さの記載は今回の調査範囲では確認できず出典出典 「月〔本数〕のファイルを取り込みます。プラン、形式、容量、言語による制限を教えてください」
話者識別 Nottaは条件の中身を判定の根拠から特定できず、入力方法・言語別の記載あり出典出典 「〔入力方法・言語・人数〕の会議で発言者を分けられますか。氏名を付ける作業や事前設定も教えてください」
AI要約の対象条件 AutoMemo・LINE WORKS AiNote・torunoは条件の中身が判定の根拠からは今回の調査範囲では確認できず、OtolioはAI要約がAIクレジット(利用枠)を消費する出典出典出典出典 「希望するプランで、録音した会議ごとに要約を作れますか。対象方式、回数、追加料金を教えてください」
対応言語 AI議事録取れる君(翻訳の記載あり)とLINE WORKS AiNote(複数言語の対応の記載あり)は文字起こしの対応言語が今回の調査範囲では確認できず出典出典 「〔言語名〕を文字起こしできますか。複数言語が混在する録音と、ファイル取込でも同じ条件ですか」
話者識別・対応言語の記載 torunoの話者推定と、Otolioの対応言語は今回の調査範囲では確認できず 「〔入力方法・言語〕で使う予定です。発言者の識別と、文字起こしできる言語を教えてください」
時間別の見積もり AmiVoice ScribeAssist・Nikke・Otolioは料金モデルなし、AutoMemoはプレミアムプランに含まれる時間が料金モデルにない出典出典出典出典 「通常月と繁忙月の時間、利用人数、要約の使い方を前提に、初期費用と継続費用を分けて見積もってください」
超過時の扱いとプラン料金 AI議事録取れる君は20時間・30時間・60時間・100時間以上のプランが問い合わせ、Nottaのプレミアム・Rimoの文字起こしプラン・YOMELは超過分の単価が料金モデルにない出典出典出典出典 「含まれる時間を超える月は、追加購入・従量課金・プラン変更のどれになりますか。料金モデルの値で試算したプランの金額も確認させてください」
無料トライアル LINE WORKS AiNote・torunoは判定とは別にトライアルの案内あり、AutoMemo・Rimoは法人向けの無料体験・トライアルの条件が別、Nikkeは無料トライアルの項目が確認保留出典出典出典出典出典 「自社の入力方法、要約、話者識別を試せる無料トライアルはありますか。期間、時間枠、対象プランを教えてください」
カード登録の要否 AI議事録取れる君は登録なし・登録ありの両方の記載出典出典 「当社が希望するプランと申込方法ではカード登録が必要ですか。適用される試用条件を教えてください」
Web会議とBotの扱い NikkeとNotta以外の8製品はBotなし録音の判定が今回の調査範囲では確認できず出典出典 「〔Web会議ツール・PCのOS〕で、会議へBotを参加させずに音声を記録できますか。希望する方法での対象プランを教えてください」
税・契約・料金単位 候補として残した全製品 「見積もりの税区分、契約期間、更新単位、1アカウントあたりか組織の時間枠かを明記してください」

この問い合わせ票は、分からない項目を欠点として並べたものではありません。候補を残したまま、契約前に埋める必要がある情報を示しています。自社で必須にしない項目は省いて使ってください。

比較表と自社条件で絞るで候補を残す

本稿で扱ったのは、会議の入力方法、スマホアプリ、ファイル形式、話者識別、AI要約、対応言語、時間に応じた料金です。出力形式、セキュリティ、顧客データの学習利用などは、この記事だけでは比較を完了していません。

任意の月の利用時間での料金や、記事で扱わなかった項目は、10製品の比較表で値・出典と料金グラフを確認するへ進んでください。必要な機能と料金を同じ製品・プランで照合できます。

必須条件を選び、問い合わせと自社音声での確認へ進む

選定の操作は、次の順序で進めます。

  1. 会議のしかたを決める。 対面のスマホ録音、録音済みファイルの取込、Web会議の記録のうち、自社で使う方法を選びます。
  2. 入力条件を照合する。 端末とOS、ファイル形式、長さ、取込数を表に当てはめ、記載が見つからない項目は問い合わせ票へ移します。
  3. 議事録に必要な処理を選ぶ。 話者識別、氏名との紐づけ、要約、対応言語について、条件付きの中身まで確認します。
  4. 同じプランで料金を確認する。 月の時間だけでなく、必要な機能、利用人数、税、契約期間をそろえて見積もりを取ります。
  5. 自社の音声で試す。 実際の形式で取込や録音を行い、文字起こし・話者識別・要約を確認して、議事録の修正作業まで試します。

必須条件が決まったら、ファイル取込・話者識別・AI要約などを選んで自社条件で絞るで候補を整理できます。この記事と同じ判定を使い、条件付きや今回の調査範囲では確認できずの項目を問い合わせへつなげてください。

社内説明に使うときは、「公開情報で確認できた条件」「回答を待っている条件」「自社の音声で試す作業」を分けて示します。候補を残す理由と、契約前に残る確認事項を同じ資料にまとめると、比較結果を次の判断へつなげられます。

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