現場へ直行直帰する作業員、複数現場を移動する社員、事務所で働く担当者。それぞれの勤怠を紙の出面や日報から、スマートフォンのアプリやブラウザで打刻する勤怠管理システムへ切り替えるなら、まず「スマートフォンで打刻できる」「変形労働時間制に対応」「雇用形態ごとに就業ルールを設定できる」の3条件を製品別に確認しましょう。そのうえで、打刻位置の記録、勤務制度の単位、現場別の工数、残業時間のアラートを確かめます。現場ごとの勤務状況をリアルタイムに把握しにくいことや、紙の出面の集計にかかる手間とミスは、建設業の勤怠管理でよく挙がる課題で、スマホ打刻はその対策として検討されます。
2026年10月4日〜7日時点の公式ページを根拠に、SaaS Factsが公開している勤怠管理システム23製品を同じ項目で整理しました。3条件の判定をすべて「満たす」のは5製品です。ただし、これは自社の就業規則や現場運用をそのまま再現できるという判定ではありません。以下の表で候補を残し、確認できなかった項目と利用条件を問い合わせ票へ移してください。
建設業では、2024年4月から時間外労働の上限規制が適用されています。製品選定でも、自社の36協定に沿って何を集計し、誰に通知するかを確認する必要があります。(厚生労働省)
建設業の勤怠管理システムで確認する4つの軸

現場から打刻できるか、打刻位置まで残せるか
「スマートフォンで打刻できる」の判定は、満たす22製品、条件付き1製品です。打刻方法として確認した公式ページの記載に「GPS」または「位置情報」の語があるのは22製品でした。
確認する順番は、使用する端末、アプリかブラウザか、位置情報を取得する条件、打刻できる場所を制限する必要があるか、です。直行直帰の記録を残したいのか、指定した現場からの打刻に限定したいのかで、問い合わせる内容が変わります。
自社の変形労働時間制を集計できるか
「変形労働時間制に対応」の判定は、満たす12製品、条件付き2製品、今回の調査範囲では確認できず9製品です。
「変形労働時間制」という記載だけで判断せず、自社が採用する制度の単位と照合してください。4週8休という休日の組み方だけでは、確認すべき労働時間制度は定まりません。就業規則や労使協定を手元に置き、変形労働時間制を採用している場合は、その対象期間を確認します。厚生労働省も、1か月単位・1年単位などの制度を分けて案内しています。(厚生労働省)
雇用形態や拠点ごとに就業ルールを分けられるか
「雇用形態ごとに就業ルールを設定できる」の判定は、満たす8製品、今回の調査範囲では確認できず15製品です。一方、拠点・雇用形態ごとの設定という広い項目では、16製品に記載がありました。
正社員・パートといった雇用形態、現場作業・事務といった職種、月給・日給といった賃金の決め方を分けて整理しましょう。製品に設定したいのは、各区分の所定時間、休憩、残業の計算、締め日などです。単に従業員をグループ分けできることと、計算ルールを分けられることは区別して確認します。
現場別の工数を、どの機能構成で管理するか
プロジェクト・業務別の工数管理は13製品、残業・36協定のアラートは21製品で記載を確認しました。工数管理の13製品には、オプション、上位プラン、別製品との組み合わせ、外部サービス連携を含みます。
勤怠の合計時間を知りたいのか、物件・案件・作業ごとの時間まで分けたいのかを先に決めてください。工数の記載があっても、日報・出面・労務費や原価の計算まで含むとは判断しません。
前提:2024年4月から建設業に適用された時間外労働の上限規制
建設業に適用される時間外労働の限度時間は、原則として月45時間・年360時間です。臨時的な特別の事情がある場合でも、時間外労働は年720時間以内、時間外労働と休日労働の合計は単月100時間未満・2〜6か月平均80時間以内で、限度時間を超えられるのは年6か月までです。災害時の復旧・復興の事業には、このうち単月100時間未満・2〜6か月平均80時間以内の規制が適用されない例外があります。(厚生労働省)
なお、対象期間が3か月を超える1年単位の変形労働時間制では、原則の限度時間は月42時間・年320時間となります。自社の制度と36協定を確認してから、アラートの設定項目を照合してください。(厚生労働省)
後半のアラート一覧は各社の公式ページの記載で、法令や自社の36協定への適合を示すものではありません。
3条件の製品別判定表で候補を残す
判定と公式ページの記載を分けて読む
判定は「満たす」「条件付き」「満たさない」「今回の調査範囲では確認できず」の4種類です。「今回の調査範囲では確認できず」は、機能がないことや非公開であることを意味しません。
公式ページの記載と判定が食い違って見える場合も判定は変えず、補足欄に記載を示します。「満たさない」が0製品でも、残りの製品が条件を満たすという意味ではありません。
表は調査データの製品順で、機能別の表も同じ順に並べています。評価による順位ではありません。
3条件それぞれの集計
| 条件 | 満たす | 条件付き | 満たさない | 今回の調査範囲では確認できず |
|---|---|---|---|---|
| スマートフォンで打刻できる | 22 | 1 | 0 | 0 |
| 変形労働時間制に対応 | 12 | 2 | 0 | 9 |
| 雇用形態ごとに就業ルールを設定できる | 8 | 0 | 0 | 15 |
各条件の合計は23製品です。次の表の「満たす」「条件付き」には、判定の根拠にした公式ページの出典を付けています。
23製品の判定と補足
| 製品 | スマートフォンで打刻できる | 変形労働時間制に対応 | 雇用形態ごとに就業ルールを設定できる | 補足:公式ページの記載 |
|---|---|---|---|---|
| ADVANCE勤怠クラウド | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 正職員とパートで異なる締め日の管理を記載。出典 |
| CLOUZA(クラウザ) | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 今回の調査範囲では確認できず | 原文「固定時間制、シフト制 ※裁量労働制、フレックスタイム制、 変形労働時間制には対応していません。」出典 |
| COMPANY 勤怠管理 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | グループ会社ごとの異なる制度の管理を記載。出典 |
| e-就業OasiS | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 満たす 出典 | — |
| Edge Tracker 勤怠管理 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 今回の調査範囲では確認できず | — |
| freee勤怠管理 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 今回の調査範囲では確認できず | — |
| ICタイムリコーダー | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 雇用形態・労働契約に合わせた労働時間の自動計算を記載。出典 |
| KING OF TIME | 満たす 出典 | 条件付き 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 導入事例ページに「1カ月ごとの変形労働時間制」。出典 |
| koiki | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 今回の調査範囲では確認できず | — |
| TeamSpirit 勤怠 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | — |
| Universal 勤次郎 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 導入事例ページに「1年単位の変形労働時間制」。出典 |
| WiMS/SaaS 勤務管理システム | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 拠点・部門・従業員ごとに異なる勤務制度の管理を記載。出典 |
| キンコン | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 今回の調査範囲では確認できず | スマートフォンアプリの利用は導入事例ページの記載。出典 |
| キンタイミライ | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | — |
| ジョブカン勤怠管理 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | — |
| ジンジャー勤怠 | 満たす 出典 | 条件付き 出典 | 満たす 出典 | 機能の公式ページに「変形労働時間制」。出典 |
| タッチオンタイム | 条件付き 出典出典 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 本人の携帯電話でブラウザ打刻。通信料と機種による動作条件あり。出典 |
| ハーモス勤怠 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 今回の調査範囲では確認できず | — |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 今回の調査範囲では確認できず | 勤務形態の記載に「1ヶ月単位変形労働時間制」出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | — |
| レコル | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | — |
| 楽楽勤怠 | 満たす 出典 | 今回の調査範囲では確認できず | 満たす 出典 | 勤務形態の記載に「1か月単位の変形労働時間制」「変形労働時間制(1か月)」出典出典 |
| 奉行Edge 勤怠管理クラウド | 満たす 出典 | 満たす 出典 | 満たす 出典 | — |
条件付きの3件と、判定と記載が食い違って見える製品
タッチオンタイムのスマートフォン打刻は、「個人のスマートフォンで打刻」の記載が判定の根拠です。出典 モバイル打刻の公式ページには「ブラウザを用いて打刻するため、アプリケーションのインストールは不要です」「※別途、携帯電話の通信料がかかります」とあり、機種によっては動作しない場合やGPS情報を取得できない場合があるとも書かれています。出典
KING OF TIMEの変形労働時間制は、導入事例ページにある「1カ月ごとの変形労働時間制」「フレックス・変形労働制」「変形労働制」が判定の根拠です。出典出典出典 ジンジャー勤怠は、機能の公式ページにある「変形労働時間制」の語が根拠で、制度の単位までは読み取れません。出典
判定が「今回の調査範囲では確認できず」でも、公式ページに関連する記載がある製品があります。楽楽勤怠とマネーフォワード クラウド勤怠には1か月単位の変形労働時間制の記載があり、CLOUZA(クラウザ)は勤務形態の記載が判定と食い違って見えるため、3製品とも判定は変えずに補足欄へ原文を載せました。出典出典出典
現場からの打刻:スマートフォンとGPS・位置情報の記載
23製品の打刻方法と位置情報
打刻方法自体は23製品すべてで公開情報で確認できました。次の表では、スマートフォン打刻の判定に加え、GPS・位置情報について何が書かれているかを示します。
| 製品 | スマートフォン打刻の判定 | GPS・位置情報の記載と条件 |
|---|---|---|
| ADVANCE勤怠クラウド | 満たす 出典 | 端末のGPS機能を使用すれば打刻場所を特定できる。出典 |
| CLOUZA(クラウザ) | 満たす 出典 | スマートフォン・タブレットの打刻位置を取得。各端末で位置情報をONにする必要がある。出典 |
| COMPANY 勤怠管理 | 満たす 出典 | GPSから打刻位置を取得できる。出典 |
| e-就業OasiS | 満たす 出典 | 社外でのスマートフォン打刻と、地図サービスと連携した位置情報取得を記載。出典 |
| Edge Tracker 勤怠管理 | 満たす 出典 | 虚偽入力防止のため、打刻時間とともにスマートフォンのGPSから現在地を記録。出典 |
| freee勤怠管理 | 満たす 出典 | スマートフォン上の打刻で位置情報を取得。携帯端末側の設定が必要。出典 |
| ICタイムリコーダー | 満たす 出典 | スマートフォン打刻でGPSの位置情報を記録。直行直帰時の位置情報取得も記載。出典出典 |
| KING OF TIME | 満たす 出典 | 「モバイル(位置情報)」「アプリ(位置指定)」の記載。出典出典 |
| koiki | 満たす 出典 | GPS・位置情報の記載は今回の調査範囲では確認できず。 |
| TeamSpirit 勤怠 | 満たす 出典 | 外出先の打刻と打刻時のGPS情報取得を記載。現場の共有端末でのQRコード打刻も別に記載。出典出典 |
| Universal 勤次郎 | 満たす 出典 | 導入事例ページに、スマートフォンのGPSによる位置情報記録と現場での打刻の記載。出典出典 |
| WiMS/SaaS 勤務管理システム | 満たす 出典 | 地図のオプション機能との組み合わせで、スマートフォンのGPSから位置情報を取得し、地図上で打刻位置を確認。出典 |
| キンコン | 満たす 出典 | Webブラウザ・アプリの打刻時に位置情報を取得。出典 |
| キンタイミライ | 満たす 出典 | 原文「iPhone + GPS 直行・直帰、出張先でも打刻ができます。 位置情報の記録もできます。」出典 |
| ジョブカン勤怠管理 | 満たす 出典 | 携帯電話・スマートフォンでGPS打刻。直行直帰の打刻位置を記録し、位置情報の記録は打刻時のみ。対応機種はキャリアまたは端末メーカーへの問い合わせを案内。出典 |
| ジンジャー勤怠 | 満たす 出典 | GPSと連動した打刻位置の確認を記載。「直行直帰時の正確な打刻管理」に言及。出典 |
| タッチオンタイム | 条件付き 出典出典 | GPS利用の打刻を記載。本人の携帯電話でブラウザを使い、通信料は別途。機種による動作・GPS情報取得の条件がある。出典出典 |
| ハーモス勤怠 | 満たす 出典 | 不正打刻防止の方法として、打刻場所の位置情報取得を記載。出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | 満たす 出典 | 原文「出張や直行直帰など、外出先で打刻を行うことが可能です。GPS機能で位置情報を取得できます。」出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 満たす 出典 | GPSによる打刻時の位置情報記録を記載。直行直帰にも言及。出典 |
| レコル | 満たす 出典 | 原文「スマホアプリで『直行・直帰』『テレワーク』等の社外から打刻ができ、GPSの位置情報を残すこともできます。」の記載。出典 |
| 楽楽勤怠 | 満たす 出典 | インターネットに接続できる端末で打刻し、GPS位置情報を取得。許可された範囲外の打刻制限も記載。出典出典 |
| 奉行Edge 勤怠管理クラウド | 満たす 出典 | スマートフォン打刻で位置情報を取得できる。出典 |
位置を記録する機能と、打刻場所を制限する機能
位置情報を残すことと、許可した場所からの打刻に限定することは、別の確認項目です。ジンジャー勤怠には、あらかじめ設定した場所に打刻を限定する設定、楽楽勤怠には、許可された範囲外での打刻を制限する機能の記載があります。出典出典 ジョブカン勤怠管理にも「モバイル打刻(ジオフェンシング) 位置情報を活用し”打刻できる場所”を制限」という記載があります。出典 KING OF TIMEは「アプリ(位置指定)」という名称を公開情報で確認できますが、この記載だけでは現場の登録方法や許容範囲の設定までは分かりません。出典 場所の制限を必須にする会社は、同じ日に複数現場へ移動する場合、現場が追加・終了する場合、位置情報を取得できなかった場合の処理まで問い合わせてください。位置情報の取得だけを確認して、現場ごとの制限も設定できると読み替えないことが大切です。
使用する端末と操作方法を先に決める
現場に個人端末を持ち込むのか、会社から端末を配るのか、共有端末も併用するのかを決めます。デモでは、出勤・退勤の操作だけでなく、打刻を忘れたときの申請、現場責任者の確認、総務が締めるまでの流れを提示してもらいましょう。
端末側の位置情報設定やオプションが必要な製品は、判定が「満たす」でも、その条件を別に確認します。判定の対象はスマートフォンでの打刻で、位置情報の運用までは含みません。
変形労働時間制の単位と、就業ルールの設定範囲
「勤務形態の記載あり」と「変形労働時間制を満たす」は別
対応できる勤務形態の項目は18製品で公開情報で確認できました。ただし、この数には固定勤務やシフト制などの記載も含みます。「変形労働時間制に対応」の判定数とは一致しません。
次の表は制度の単位や関連する原文の一覧で、判定は3条件表のとおりです。月・年の表記は原文のままにしています。
勤務形態の記載を確認した18製品
| 製品 | 変形労働時間制の単位・関連する記載 |
|---|---|
| ADVANCE勤怠クラウド | 「変形労働時間制」の記載(単位は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| CLOUZA(クラウザ) | 固定時間制・シフト制の記載(変形労働時間制は3条件表の補足欄を参照)出典 |
| COMPANY 勤怠管理 | 「変形労働」「交代勤務」の記載(変形労働の単位は今回の調査範囲では確認できず)出典出典 |
| e-就業OasiS | 固定勤務・フレックス勤務・時給勤務・シフト勤務などの記載(変形労働時間制の記載は今回の調査範囲では確認できず)出典出典出典出典 |
| ICタイムリコーダー | 原文「労働時間を1日単位ではなく月・年単位で計算する事が出来る変形労働の登録も可能です」、年間の毎月の労働時間を登録し担当社員に割り当てる記載出典 |
| KING OF TIME | 導入事例ページに「1カ月ごとの変形労働時間制」(判定は条件付き)出典 |
| TeamSpirit 勤怠 | 「変形労働時間制」の記載(単位は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| Universal 勤次郎 | 導入事例ページに「1年単位の変形労働時間制」。出典 |
| WiMS/SaaS 勤務管理システム | 「1か月単位・1年単位の変形労働時間制」「週単位変形労働時間制」。出典出典 |
| キンタイミライ | 「1ヶ月単位・1年単位の変形労働時間制」。出典 |
| ジョブカン勤怠管理 | 変形労働時間制の所定労働時間・残業判定・深夜時間帯を設定する記載(制度の単位は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| ジンジャー勤怠 | 「変形労働時間制」の記載(単位は今回の調査範囲では確認できず、判定は条件付き)出典 |
| タッチオンタイム | 変形労働制度の基準時間を「月単位・週単位」で設定し、超えた勤務時間を残業として扱う記載。出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | 「1ヶ月単位変形労働時間制」(3条件表の判定は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 「1ヶ月単位」の変形労働時間制の集計を記載。出典 |
| レコル | 「変形労働時間制」の記載(単位は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| 楽楽勤怠 | 「1か月単位の変形労働時間制」(3条件表の判定は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| 奉行Edge 勤怠管理クラウド | 「変形労働時間制(1か月単位)」「変形労働時間制(1年間単位)」。出典出典 |
対応できる勤務形態という項目自体が今回の調査範囲では確認できずだったのは、Edge Tracker 勤怠管理、freee勤怠管理、koiki、キンコン、ハーモス勤怠の5製品です。
月・年の制度と、基準時間の設定を区別する
制度名の記載、制度の単位、残業を計算する基準時間は別々に確認します。「月・年単位で計算する」のような記載を、自社の制度名や対象期間にそのまま置き換えないようにしてください。
4週8休で運用する会社は、休日表に加えて、日ごとの所定時間、対象期間、起算日、途中入社や勤務変更の例を用意してください。デモでは同じ勤務例を入力してもらい、通常の勤務、休日の勤務、残業時間がどの欄に集計されるかを確かめます。
シフト・交代勤務や現場移動に関わる制度も確認する
キンタイミライには事業場外みなし労働時間制の設定、奉行Edge 勤怠管理クラウドには「事業場外みなし労働時間勤務」の記載があり、COMPANY 勤怠管理には交代勤務、レコルにはシフト勤務の記載があります。出典出典出典出典 現場移動があることだけを理由に勤務制度を選ぶのではなく、自社で採用している制度と、製品の設定項目を照合してください。早番・遅番・夜勤がある場合は、勤務パターンの区分と変形労働時間制の集計を分けて確認します。
雇用形態・拠点・部署ごとの設定を確認した16製品
「雇用形態ごとに就業ルールを設定できる」を満たすのは8製品ですが、関連する記載は16製品にあります。後者には、拠点や部門、締め日の設定も含むためです。
| 製品 | 公開情報で確認した設定・管理の単位 |
|---|---|
| ADVANCE勤怠クラウド | 正職員とパートで異なる締め日を一緒に管理。出典 |
| CLOUZA(クラウザ) | 拠点数は「最大100拠点」、集計方法は「1拠点につき最大99パターン」。出典 |
| COMPANY 勤怠管理 | 制度や働き方が異なるグループ会社を同じシステムで管理。出典 |
| e-就業OasiS | 人ごとに勤務パターンを設定し、雇用形態が変わる場合も設定変更。出典 |
| ICタイムリコーダー | 従業員ごとの雇用形態・労働契約に応じた労働時間の計算、部門ごとのカレンダー登録。出典出典 |
| KING OF TIME | 導入事例ページに、社員・パート・アルバイトなどの雇用形態に合わせて利用者側で設定する記載。出典 |
| Universal 勤次郎 | 導入事例ページに、本社と店舗で異なる就業形態を一元管理する記載。出典 |
| WiMS/SaaS 勤務管理システム | 拠点・部門・従業員ごとに、休日、就業時間、勤務パターン、承認ルートなどを設定。出典 |
| キンタイミライ | 拠点・雇用形態ごとの設定は「あり」、残業・36協定の閾値を雇用形態や部署等によって変えられるという記載もある出典出典 |
| ジョブカン勤怠管理 | 勤務形態、所属・雇用形態ごとに残業設定・運用。出典 |
| ジンジャー勤怠 | 就業規則の複数マスタ設定と、各従業員に合わせた勤務体系の設定(詳細は個別打ち合わせで相談)出典 |
| タッチオンタイム | 製品紹介ページの利用企業の声に企業単位・店舗ごとの個別ルール設定、機能の公式ページに本部と支店で異なる締日の記載出典出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 雇用形態ごとの労働条件・締め日、勤務地ごとの36協定ルール。出典出典 |
| レコル | 従業員・雇用区分単位で就業ルールを設定し、所定時間・休憩時間・時間外の計算方法などを設定できる記載出典 |
| 楽楽勤怠 | 部署・雇用形態ごとの勤務区分、雇用形態ごとの残業ルール。出典出典 |
| 奉行Edge 勤怠管理クラウド | 雇用形態・個人ごとの勤務条件に沿って勤務体系を設定し、条件に従って労働時間・休憩時間を計算出典 |
拠点・雇用形態ごとの設定という項目自体が今回の調査範囲では確認できずだったのは、Edge Tracker 勤怠管理、freee勤怠管理、koiki、TeamSpirit 勤怠、キンコン、ハーモス勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠の7製品です。
現場作業員と事務職の設定例を持ち込む
設定範囲を確かめる際は、「複数の就業ルールがあります」だけで終えず、違いを項目に分解します。たとえば、現場作業員と事務職で始業・終業時刻が違う、パートだけ休憩時間が違う、支店ごとに締め日が違う、といった形です。
日給の作業員についても、日給という名称だけで判断せず、勤怠側で必要な集計と給与計算側で必要な処理を分けて伝えてください。今回の比較は就業ルールと勤怠の記載が対象で、日給額や労務費の計算まで確認したものではありません。
現場別の工数管理と、残業・36協定のアラートの記載
工数管理の記載の型(標準・オプション・上位プラン・別製品併用)
工数管理の記載は13製品にあり、標準・オプション・上位プラン・別製品併用・外部サービス連携のどれで提供されるかを分けて見ます。機能が載っているだけでは標準提供や追加料金なしとは言えないため、提供方法が原文から読み取れないものは「機能として記載」としました。
| 製品 | 記載の型 | 工数管理の記載・利用条件 |
|---|---|---|
| COMPANY 勤怠管理 | 機能として記載 | 複数プロジェクトにまたがる場合もプロジェクトごとに工数管理でき、日々の労働時間を超えないようにするアラートも記載出典 |
| e-就業OasiS | 有償オプション | プロジェクト工数管理機能は有償で、日報報告画面で勤務報告と同時にプロジェクト別・作業内容別の工数を入力出典出典 |
| TeamSpirit 勤怠 | 工数管理との組み合わせ | 勤怠管理と工数管理を組み合わせ、案件・作業ごとの労働時間を算出(勤怠と工数を1画面で入力)出典 |
| Universal 勤次郎 | 機能として記載 | 作業・物件・案件ごとの現場作業の集計を記載。出典 |
| WiMS/SaaS 勤務管理システム | 機能として記載 | 勤務実績とプロジェクト別の工数を同じシステムで入力・管理(プロジェクト別稼動率・稼動時間の入力)出典出典 |
| キンコン | 外部サービス連携 | 導入事例ページに、外部サービスへ勤怠データを連携し、工数管理に活用した記載。出典 |
| キンタイミライ | カスタマイズ・部門指定の打刻 | 業務を選んで打刻し部門単位で時間を把握、カスタマイズ例として製造ラインごとの実働・時間外の集計を工数管理に使う例も記載出典出典 |
| ジョブカン勤怠管理 | 単独利用不可の機能 | 中・小規模の企業向けの料金案内に「工数管理 * 単独利用不可」とあり、4つの機能から組み合わせて利用出典 |
| タッチオンタイム | 別製品との連携 | 記録した勤怠データを別製品に自動連携し、実際の労働時間をもとにプロジェクトごとの工数を割り振る記載。出典 |
| ハーモス勤怠 | 機能として記載 | 勤怠管理以外の周辺業務の機能として工数管理を記載(集計単位は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 上位プランのみ | プロジェクト・業務の作業時間を可視化(原文「工数管理は上位プランのみ利用可能となります」)出典 |
| 楽楽勤怠 | 機能として記載 | プロジェクトやタスクごとの稼働時間を工数入力。出典 |
| 奉行Edge 勤怠管理クラウド | オプション | 工数入力、入力忘れ・工数超過アラート、工数集計、データ連携を記載。出典 |
工数管理が今回の調査範囲では確認できずだったのは、ADVANCE勤怠クラウド、CLOUZA(クラウザ)、Edge Tracker 勤怠管理、freee勤怠管理、ICタイムリコーダー、KING OF TIME、koiki、ジンジャー勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠、レコルの10製品です。
作業・物件・案件の記載を、そのまま自社の集計軸と照合する
Universal 勤次郎の公式ページの記載は、次のとおりです。出典
建設業 作業現場でモバイル打刻・申請などが行えます。現場作業の集計(工数管理)は作業・物件・案件ごとに細かく管理できます。出典
これは公式ページの原文です。自社で必要な「工事番号」「物件」「作業区分」と同じ単位で登録・集計できるかは、別途確認してください。他の製品についても、プロジェクトやタスクという項目を自社の現場管理に使えるか、登録と集計の例を示して確かめます。
同じ日の複数現場と移動時間をどう入力するか
工数のデモには、午前と午後で現場が変わる日、現場と事務所の両方で働く日、移動を含む日の例を持ち込みます。確認するのは、どの時点で現場を選ぶのか、時間を後から配分するのか、勤怠の合計と工数の合計をどう確認するのか、という操作です。
現場名の追加・終了、入力後の修正、承認者、集計結果の出力も確かめる項目です。これらの操作は今回の比較の対象外なので、工数管理という名称だけで日報や出面を置き換えられると判断しないでください。
残業・36協定のアラートの記載(21製品)
残業・36協定のアラートは21製品で公開情報で確認できました。通知先や通知方法は、根拠に記載がある範囲だけを示しています。
| 製品 | アラートの基準・内容 | 通知先・表示方法 |
|---|---|---|
| ADVANCE勤怠クラウド | 設定した総残業時間の超過(実働時間なども任意に指定) | 本人・所属長に警告表示出典 |
| CLOUZA(クラウザ) | 内容・基準値を2段階で設定、上限規制に則った限度時間や任意の基準値 | 従業員本人・管理者にメール出典 |
| COMPANY 勤怠管理 | 超過勤務・連続勤務などの情報で任意のアラートを作成 | 本人・上司・人事に注意喚起出典 |
| e-就業OasiS | 36協定時間・特別条項時間・法定上限時間を設定し、警告基準値の超過を通知 | 報告者・承認者・管理者に画面表示と警告メール出典 |
| Edge Tracker 勤怠管理 | 残業時間の実績・予測に基づくアラート | 本人・管理者に通知出典 |
| ICタイムリコーダー | 長時間労働を事前に検知する残業時間超過アラート | 上司・本人に表示出典 |
| KING OF TIME | 導入事例ページに、月ごとの残業時間が一定時間を超えそうな従業員へのアラート | 画面上に表示出典 |
| TeamSpirit 勤怠 | 36協定・残業上限に基づく基準値、特別条項付き36協定の上限を超えた月数のカウントと警告 | 本人・上司・労務担当者へのメール通知出典出典出典 |
| Universal 勤次郎 | 導入事例ページに、30時間を超える前にアラートが出る設定 | 部門管理者が事前に把握する運用の記載出典 |
| WiMS/SaaS 勤務管理システム | 36協定超過警告などの過重労働警告 | 通知先は今回の調査範囲では確認できず出典 |
| キンコン | 打刻忘れ・残業時間超過などを知らせるアラート | 通知先は今回の調査範囲では確認できず出典 |
| キンタイミライ | 特別条項発動回数、複数月平均、1年間の合計、上限までの残り時間(閾値は任意に設定) | 本人への打刻時通知、管理画面の表示、上長・人事担当者などへのメール出典 |
| ジョブカン勤怠管理 | 36協定アラート通知・就業規則アラート通知 | 通知先は今回の調査範囲では確認できず出典 |
| ジンジャー勤怠 | 残業時間超過のアラートを複数段階で設定(段階は企業ごとに設定) | 管理者・従業員に通知出典 |
| タッチオンタイム | 労働時間・残業時間などの規定値超過、残業時間の上限設定 | 従業員・管理者の画面に表示、多くの設定項目でメール通知出典出典 |
| ハーモス勤怠 | 36協定レポート・残業レポート、規定時間を超える前のアラート | 通知先は今回の調査範囲では確認できず出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | 届出に応じたアラート設定、残業上限への到達 | メール通知(宛先は今回の調査範囲では確認できず)出典 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 勤務地ごとの36協定ルール、残業超過の予兆・時間超過の検知 | 管理者・本人に通知出典 |
| レコル | 36協定の時間外労働、特別条項の適用回数、複数月平均、上限までの残り時間 | 本人・管理者の画面表示とメール通知出典出典 |
| 楽楽勤怠 | 36協定の上限時間に対する超過前の通知、部門・役職・従業員ごとのアラート設定 | 承認者がアラート表示のある従業員を確認出典出典 |
| 奉行Edge 勤怠管理クラウド | 36協定の届出時間をもとに1か月・1年間・2~6か月の平均時間の単位で監視し、上限を超える前に警告 | 通知先は今回の調査範囲では確認できず出典 |
アラートの項目自体が今回の調査範囲では確認できずだったのは、freee勤怠管理、koikiの2製品です。
自社の36協定に合わせて確認する項目
アラートが必要な会社は、時間数だけでなく、集計する期間、休日労働を含めるか、特別条項の回数をどう数えるかも確認します。自社の36協定の内容を示し、それぞれを設定画面のどの項目に入力するか説明してもらってください。
通知先も判断を分けます。本人だけが見る運用なのか、現場責任者と総務が同時に確認するのかを決め、閾値に近づいた時点と超過した時点で、誰が何をするかまで整理しましょう。画面表示とメール通知は、同じものとして扱わずに確かめます。
導入事例ページにあるアラートの時間数や運用は、その事例の設定です。法令上の上限や自社の36協定の値とは分けて読んでください。
アラートの記載があっても、通知後の勤務調整まで自動で済むわけではありません。「検知できること」と「社内で対応すること」を分け、現場責任者の確認手順も決めておきましょう。
確認できなかった項目を問い合わせ票へ移す

問い合わせ前に、自社の条件を揃える
問い合わせには、現場数、利用人数、雇用形態、職種、勤務制度、締め日、36協定の内容を添えます。工数が必要なら、物件・案件・作業のうち何で集計するか、同じ日に現場を移るかも記入してください。
最初の表は判定や記載を確認できなかった項目と条件付きの項目、次の表は記載があっても利用条件を確かめる項目です。
判定・記載が確定しない項目の問い合わせ票
| 確認すること | 対象製品・判定 | 聞き方の例 |
|---|---|---|
| 変形労働時間制への対応と単位 | 判定が今回の調査範囲では確認できずの9製品(3条件表を参照)、うちCLOUZA(クラウザ)・マネーフォワード クラウド勤怠・楽楽勤怠は補足欄の原文を添えて確認出典出典出典 | 「当社は4週8休で、採用している制度は1か月単位(または1年単位)の変形労働時間制、対象期間は○○です。この勤務カレンダーで所定時間・残業時間を集計できますか。対象プランと設定方法を教えてください」 |
| 変形労働時間制の条件付き判定の詳細 | 条件付き:KING OF TIME、ジンジャー勤怠出典出典 | 「公式ページの記載を確認しました。自社で使う1か月単位または1年単位の制度について、対象期間・起算日・残業判定をどこで設定するか示してください」 |
| 雇用形態ごとの就業ルール | 判定が今回の調査範囲では確認できずの15製品(3条件表を参照)、拠点・締め日・グループ会社単位の記載がある製品はその記載も添える | 「正社員・パート、現場作業員・事務職で所定時間と休憩が異なります。日給の作業員もいます。雇用形態・拠点・従業員のどの単位で計算ルールを分けられますか」 |
| スマートフォン打刻の条件 | 条件付き:タッチオンタイム(本人の携帯電話・ブラウザ・通信料・機種による動作条件)出典 | 「使用予定の端末・ブラウザは○○です。打刻とGPS取得の動作条件、通信料の扱い、位置情報を取得できない場合の運用を教えてください」 |
| 工数管理の有無と集計単位 | 工数管理の記載が今回の調査範囲では確認できずだった10製品(工数管理の表の下に記載) | 「物件・案件・作業ごとに時間を入力し、従業員別と現場別に集計できますか。同じ日に複数現場を担当する場合の入力方法、勤怠の合計時間との照合方法、必要なプランを教えてください」 |
| 残業・36協定のアラート | アラートの記載が今回の調査範囲では確認できずだった2製品(アラートの表の下に記載) | 「自社の36協定に沿った基準値、特別条項の回数、複数月平均を扱えますか。本人・現場責任者・総務への通知方法も教えてください」 |
| GPS・位置情報の記録 | koiki(スマートフォン打刻は公開情報で確認、GPS・位置情報の記載は今回の調査範囲では確認できず)出典 | 「スマートフォンで打刻した時刻とともに位置情報を記録できますか。必要な設定や追加機能はありますか」 |
「今回の調査範囲では確認できず」は、機能がない、または非公開という意味ではありません。回答を得るまでは、社内の比較でも回答待ちとして残します。
記載のある機能でも、利用条件を確認する
| 確認すること | 条件を確認する製品 | 聞き方の例 |
|---|---|---|
| 工数管理のオプション・上位プラン | e-就業OasiS、マネーフォワード クラウド勤怠Plus、奉行Edge 勤怠管理クラウド出典出典出典 | 「工数管理を利用するためのプラン・オプション、対象人数の数え方、追加料金、入力・集計できる範囲を教えてください」 |
| 工数管理の組み合わせ・連携 | TeamSpirit 勤怠、キンコン、ジョブカン勤怠管理、タッチオンタイム出典出典出典出典 | 「必要な機能・別製品・連携先と、それぞれの契約・費用を示してください。勤怠を修正した際に工数へどう反映するかも確認したいです」 |
| 工数管理のカスタマイズ範囲 | キンタイミライ(部門・ライン単位の記載を自社の現場区分と照合)出典出典 | 「物件・案件・作業を選んだ打刻と集計は、標準設定とカスタマイズのどちらですか。現場追加時に必要な作業も教えてください」 |
| 位置情報の端末設定 | CLOUZA(クラウザ)、freee勤怠管理出典出典 | 「位置情報の取得に必要な端末設定と、設定が無効な場合の打刻・確認方法を示してください」 |
| 地図のオプション機能 | WiMS/SaaS 勤務管理システム出典 | 「打刻位置を地図で確認するためのオプションと料金、利用者・管理者それぞれの操作を教えてください」 |
| 打刻場所の制限と現場変更 | 場所を制限する記載があるジョブカン勤怠管理、ジンジャー勤怠、楽楽勤怠と、「アプリ(位置指定)」の記載があるKING OF TIME出典出典出典出典 | 「現場ごとの許容範囲、同日に複数現場へ入る場合の設定、臨時現場の追加、範囲外になった場合の申請方法を示してください」 |
現場ごとの打刻範囲を必須にする場合、上記以外の候補でも、その機能は今回の調査範囲では確認できずとして問い合わせ項目に残してください。GPSという記載だけで、場所の制限まで確認済みにしないようにします。
比較表と自社条件で絞るを使い、デモ・見積もりへ進む
3条件の判定から、追加確認する候補を決める
まず、3条件表で自社の必須条件を満たす候補を残します。条件付きや今回の調査範囲では確認できずの製品も、回答を得てから判断する候補として分けて管理してください。
次に、GPS・位置情報、変形労働時間制の単位、就業ルールの設定範囲、工数管理の利用条件、アラートの通知先を照合します。条件を満たす製品数が多い項目よりも、自社の運用上外せない項目を先に確認するのが選定の順序です。
今回扱わなかった料金・契約条件を比較する
料金、初期費用、最低契約期間、無料トライアルは、今回の機能比較の対象外です。23製品の比較表で料金・打刻方法・シフト管理などの値と出典を確認するへ進み、必要な工数管理や位置情報の機能を含めた構成で比較してください。
掲載値だけでは利用構成を確定できない場合は、問い合わせ票に記録したプラン・オプションを見積もり条件にします。基本部分の費用と必要な機能の追加費用を混ぜず、同じ人数・現場数・利用範囲で各社へ依頼しましょう。
必須条件で絞り、回答待ちの項目を持ち越す
スマートフォン打刻・変形労働時間制・雇用形態別の就業ルールを必須にして自社条件で絞ることで、記事と同じ条件から候補を確認できます。確認できなかった項目は消さずに問い合わせ票へ移し、回答待ちの項目として残してください。
公開情報で確認できた記載にも、制度の単位、提供プラン、通知先など追加で確かめる部分があります。項目の記載と、自社条件を満たすかどうかは最後まで分けて扱いましょう。
デモでは、現場から締め作業までを確認する
デモに持ち込むのは、自社の勤務カレンダー、雇用形態・職種別の就業ルール、36協定、現場別の工数入力例です。現場の担当者が打刻し、現場責任者が確認し、総務が勤怠を締め、必要な集計結果を得るまでの流れで操作を確認してください。
日報・出面の置き換え、労務費・原価の計算、導入後の成果は今回の確認対象に含めていません。公式ページで確認した事実から候補を残し、問い合わせへの回答と自社の勤務例での確認を揃えてから、契約する製品と利用構成を決めてください。
