選び方勤怠管理システム

有給の自動付与ができる勤怠管理システム|年5日の取得不足の通知も23製品で確認

有給管理ができる勤怠管理システム23製品を、有給休暇の自動付与と年5日の取得不足の通知で判定。条件付きの中身、付与ルール、時間単位の取得、残日数、管理簿、申請・承認の記載から、候補と問い合わせる項目を決められます(2026年10月時点)。

有給管理ができる勤怠管理システム 自動付与と年5日の通知を23製品で確認の表紙、オフィスで有給休暇の台帳とパソコンの画面を見比べる人事担当者

この記事の製品に関する記述は、SaaS Facts が各社の公式ページから確認した事実にもとづきます(確認日 2026年10月7日)。 文中の「根拠」から製品ページへ移ると、その事実の公式ページの出典と確認日を確かめられます。確認できなかった項目は、機能の非対応や情報の非公開を意味しません。

目次
  1. 自動付与と年5日の通知で23製品を絞る
  2. 条件付き11件の中身を確認する
  3. 自社の付与ルールと照らす:基準日・一斉付与・比例付与
  4. 時間単位の取得と残日数の表示を確認する
  5. 年次有給休暇管理簿は作成・出力・保存を分けて読む
  6. 申請・承認は23製品の記載と承認経路を確認する
  7. 年5日の取得義務とは:厚生労働省の資料で確かめる前提
  8. 確認できなかった項目の問い合わせ票
  9. 自社条件で絞ると比較表を使って候補を残す

有給管理を勤怠管理システムに載せるなら、まず「有給休暇を自動付与できる」と「年5日の有休取得不足を通知できる」の2条件で候補を分けましょう。SaaS Factsの判定では、自動付与を満たすのは8製品、通知を満たすのは6製品です。オプションや設定の記載を確かめる必要がある「条件付き」も、それぞれ9製品、2製品あります。

この記事で扱うのは、SaaS Factsに掲載する勤怠管理システム23製品の有給管理機能(自動付与、年5日の取得不足の通知、付与ルール、時間単位の取得、残日数の表示、年次有給休暇管理簿、申請・承認)です。有給管理専用ソフト、Excelのテンプレート、個人向けの有給管理アプリは扱いません。確認したのは2026年10月4日〜7日時点の公式ページで、23製品は国内市場全体を網羅するものではありません。

両条件を満たす判定なのは、COMPANY 勤怠管理、TeamSpirit 勤怠、奉行Edge 勤怠管理クラウドの3製品です。出典出典出典出典出典出典 ただし、候補をこの3製品だけに決める前に、自社の基準日、パート・アルバイトの付与日数、時間単位の取得、承認経路を照らしてください。以下の判定表から、条件付きの中身、運用別の確認結果、問い合わせ票へ進めます。

自動付与と年5日の通知で23製品を絞る

勤怠管理システム23製品について、有給休暇を自動付与できる・年5日の有休取得不足を通知できるの確認結果を製品ごとに示した表の図。条件を満たすと確認できたのは有給休暇を自動付与できるは8製品、年5日の有休取得不足を通知できるは6製品。
2条件を製品ごとに確認した結果。

2条件の集計と、有給管理の記載がある製品数

集計は、SaaS Factsの「自社条件で絞る」と同じ判定データに基づきます。

条件 満たす 条件付き 満たさない 今回の調査範囲では確認できず
有給休暇を自動付与できる 8製品 9製品 0製品 6製品
年5日の有休取得不足を通知できる 6製品 2製品 0製品 15製品

「有給休暇の管理」という項目自体は22製品で公開情報で確認し、1製品(koiki)は今回の調査範囲では確認できず、確認保留は0製品でした。項目の記載があることと、自動付与・通知の条件を満たすことは別に確認しています。

ジンジャー勤怠とレコルは、通知が「満たす」、自動付与が「条件付き」です。出典出典出典出典 通知を必須にする場合も、自動付与の設定内容まで読んで候補に残すかを判断できます。

23製品の判定表と公式ページの補足

行は自動付与の判定を「満たす→条件付き→今回の調査範囲では確認できず」の順にまとめ、同じ判定の中は調査データの製品順で並べています。掲載位置は製品の優劣を示しません。以降の表も、原則として調査データの製品順です。

製品 有給休暇を自動付与できる 年5日の有休取得不足を通知できる 公式ページの記載(補足)
ADVANCE勤怠クラウド 満たす。出典 今回の調査範囲では確認できず 残日数管理と自動付与の記載。出典
COMPANY 勤怠管理 満たす。出典 満たす。出典 —
TeamSpirit 勤怠 満たす。出典 満たす。出典出典 —
キンコン 満たす。出典 今回の調査範囲では確認できず 自動付与の根拠は、公式の導入事例ページの利用記述。出典
キンタイミライ 満たす。出典 条件付き。出典 —
タッチオンタイム 満たす。出典 今回の調査範囲では確認できず 5日以上取得していない従業員の一覧、アラート機能の併用、通知の例に「有給休暇未消化」の記載。出典出典
マネーフォワード クラウド勤怠 満たす。出典 今回の調査範囲では確認できず 取得義務のある日数や期間を一覧で確認する記載。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 満たす。出典 満たす。出典 —
CLOUZA(クラウザ) 条件付き。出典 条件付き。出典 —
e-就業OasiS 条件付き。出典 満たす。出典 —
freee勤怠管理 条件付き。出典 今回の調査範囲では確認できず 年5日取得義務の進捗管理の記載。出典
WiMS/SaaS 勤務管理システム 条件付き。出典 今回の調査範囲では確認できず 年5日の年休取得計画と、上長が取得状況を一覧で確認する記載。出典
ジョブカン勤怠管理 条件付き。出典 今回の調査範囲では確認できず 要取得日数(年5日)を自動計算し、対象者が要取得日数を消化しないまま期限日が近づいた場合、アラートメールを自動配信する記載。出典
ジンジャー勤怠 条件付き。出典 満たす。出典出典 —
ハーモス勤怠 条件付き。出典 今回の調査範囲では確認できず 有給休暇未取得の社員を事前検知し、アラートを出す記載。出典
レコル 条件付き。出典 満たす。出典出典 —
楽楽勤怠 条件付き。出典出典 今回の調査範囲では確認できず 年5日間を取得できていない従業員への通知メールの自動送信と、取得義務日数の管理の記載。出典出典
Edge Tracker 勤怠管理 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 管理者機能の一覧に「有休付与条件」「有休付与」とオプション機能の注記がありますが、注記の適用範囲は問い合わせが必要。出典
ICタイムリコーダー 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 機能説明に「有給休暇の自動付与」の記載。出典
KING OF TIME 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 有休管理・休暇管理機能の記載。出典 アカウント保有者向けのデータ分析サービスでは、要取得残日数や目安の取得ペースを確認する記載。出典
koiki 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず —
Universal 勤次郎 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 公式の導入事例ページに、有給休暇の申請から承認、残数管理までの利用記述。出典
マネーフォワード クラウド勤怠Plus 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 年間有休管理簿で取得状況を自動集計・出力する機能と、年休取得等のアラート機能の記載。出典出典

条件付きと「今回の調査範囲では確認できず」の読み方

「条件付き」の製品は、判定の根拠になった公式ページに、オプションや付与ルールの設定・登録などの記載があります。判定データに個別の理由文はないため、次節では記載内容を示し、条件付きになった理由を推測して断定しません。

機能ページ、料金ページ、よくある質問、導入事例では、確認できる範囲が異なります。導入事例を根拠とする行はその旨を示し、そこで紹介された運用を全契約共通の条件とは扱いません。

条件付き11件の中身を確認する

自動付与が条件付きの9製品

設定に必要な情報と、追加契約の有無を分けて読みます。自社の従業員情報や就業規則を当てはめたときに、どの入力が必要になるかを確認してください。

製品 公式ページに記載された前提・設定内容 出典の種類
CLOUZA(クラウザ) 年次有給休暇管理はオプションで、従業員ごとに有休付与テーブルを割り当て、社員は勤続年数、パート・アルバイトは労働日数で付与する例を掲載し、入社日基準・一斉付与の両方に対応。出典 機能ページ
e-就業OasiS 「勤続年数に応じた日数を付与パターンとして設定する事で可能」と記載。出典 指定日一斉付与、入社日基準自動付与、入社月付与にも言及。出典出典 よくある質問・機能ページ
freee勤怠管理 「付与ルールを設定することで、従業員への自動付与が可能」と記載。出典 製品の公式ページ
WiMS/SaaS 勤務管理システム 付与条件を設定し、休暇付与から残日数の管理まで自動計算すると記載。出典 よくある質問
ジョブカン勤怠管理 入社年月日を登録することで有休の自動付与が可能と記載。出典 機能ページ
ジンジャー勤怠 事前に付与基準と付与日数を設定することで自動付与し、付与条件に出勤率を含む場合は、勤怠情報から出勤率を自動計算して付与すると記載。出典 機能ページ
ハーモス勤怠 「有給休暇管理/届出申請機能」はオプション機能で、届出申請ワークフロー、時間単位の休暇機能、休暇の自動付与、有給休暇管理レポートを含み、表記は「+お一人あたり月額100円(税抜)」。出典出典 料金ページ・製品の公式ページ
レコル ルールに合わせて付与方式を設定でき、繰り越しや失効も自動で行われると記載。出典 機能ページ
楽楽勤怠 入社日や勤続年数に応じた自動付与の記載。出典 導入事例ページの機能注記には「事前に設定しておけば自動的に付与」と記載。出典 機能ページ・導入事例ページ

CLOUZA(クラウザ)は、公式ページに記載された特定の勤怠システムとの連携時には、年次有給休暇管理オプションと申請承認ワークフローオプションを利用できないとしています。出典 連携を予定している場合は、その組み合わせを明記して確認してください。

オプション料金が記載されていても、自社で選ぶプランとの組み合わせや契約条件まで確認済みとは限りません。見積もりを依頼するときは、自動付与だけでなく、時間単位の取得と申請・承認も必要かを併記します。

年5日の通知が条件付きの2製品

製品 公式ページで確認した条件と通知内容 出典の種類
CLOUZA(クラウザ) 年次有給休暇管理オプションで、有休の5日未取得者を検索し、未取得者にメールで現時点の取得数と残数を通知できると記載。出典 機能ページには、管理者が対象者を抽出し、メールで知らせる流れを掲載。出典 よくある質問・機能ページ
キンタイミライ 例として、有休年度の残り期間が3か月になった時点で、通年で5日間取得できていない社員がいれば管理者にメールが届くように設定できると記載。出典 よくある質問

通知を比較するときは、対象者の抽出、送信操作、送信時期をそれぞれ確認します。「メールで通知」という説明だけでは、自社が求める定期的な自動送信と同じ運用かは判断がつきません。

通知を満たす6製品の通知先・手段

製品 通知先・対象 手段・タイミングの記載
COMPANY 勤怠管理 年間5日以上取得がない従業員。出典 アラートを表示。出典 メールの有無と通知時期は今回の調査範囲では確認できず。
e-就業OasiS 報告者・承認者・管理者。出典 ホーム画面や月間勤務表画面へのアラート表示とメール配信。出典
TeamSpirit 勤怠 本人。出典出典 年次有給休暇の取得義務の未達リスクを自動検知し通知。出典出典 画面・メールの別は今回の調査範囲では確認できず。
ジンジャー勤怠 有給休暇の取得が滞っている従業員。出典 年5日の消化に対するアラートがあり、付与の何ヶ月後に何日取得していないかを複数段階で設定。出典出典 通知手段の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
レコル 本人・管理者。出典 画面表示に加えてメール通知も可能。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 年5日の有休を取得できていない従業員。出典 機能ページでは、一定期間での有休取得目標が未達の従業員と関係者。出典 自動でアラート。出典出典 画面・メールの別と「一定期間」の決め方は今回の調査範囲では確認できず。

管理部門で取得不足を追うなら、本人への通知に加えて、管理者が対象者と対応状況を確認する手順を決めます。誰が通知を受け、いつ取得予定を確認するのかまで問い合わせ票に書くと、必要な通知先を具体的に伝えられます。

自社の付与ルールと照らす:基準日・一斉付与・比例付与

基準日と付与日数の決め方を製品別に確認する

自動付与の判定を見たら、「いつ付与するか」と「何日付与するか」を分けて確認します。入社日、全社共通の付与日、雇用区分、勤続年数、所定労働日数、出勤率のうち、自社で使う条件を先に書き出してください。

下表は、付与ルールに関する記載がある製品です。具体的な方式まで記載されている場合と、「設定できる」という説明までの場合を分けています。

製品 公開情報で確認した付与ルール
CLOUZA(クラウザ) 年次有給休暇管理オプションで入社日基準・一斉付与に対応し、従業員ごとの有休付与テーブルで、社員は勤続年数、パート・アルバイトは労働日数で付与する例を掲載。出典
COMPANY 勤怠管理 採用区分や勤続年数などの人事属性に基づく自動付与。出典 具体的な基準日の方式は今回の調査範囲では確認できず。
e-就業OasiS 指定日一斉付与・入社日基準自動付与・入社月付与に対応し、勤続年数に応じた付与パターンを設定。出典出典 次回付与月・次回付与日数の照会にも言及。出典
freee勤怠管理 付与ルールを設定して自動付与する記載。出典 基準日や日数を決める具体的な設定項目は今回の調査範囲では確認できず。
TeamSpirit 勤怠 入社日基準/会社の有休付与指定日(毎年4月1日など)の時点で、勤務期間経過(年月)毎に自動付与。出典
WiMS/SaaS 勤務管理システム 入社時付与・特定月一斉付与・労働契約日数による比例付与・随時付与。出典
キンタイミライ 会社全体で付与日を統一する変更に対応し、付与済みの有休の有効期限はそのままに、変更後は新しいルールで付与・残数管理。出典
ジョブカン勤怠管理 入社年月日の登録を前提に、入社日基準・起算日基準・一斉付与。出典
ジンジャー勤怠 入社日から〇日後・〇ヶ月後、入社した期間による一斉付与を設定し、付与条件に出勤率を含む場合は勤怠情報から自動計算。出典
タッチオンタイム 自動付与のタイミングや日数を設定可能。出典 具体的な基準日の選択肢は今回の調査範囲では確認できず。
マネーフォワード クラウド勤怠 就業規則で定めた勤続年数・出勤率に基づく自動付与。出典 「有給の比例付与」は、入社月に比例させた日数での付与と説明。出典
レコル ルールに合わせて付与方式を設定し、繰り越しや失効も自動処理。出典 具体的な基準日の選択肢は今回の調査範囲では確認できず。
楽楽勤怠 入社日や勤続年数に応じた自動付与。出典 従業員ごとの勤続年数や勤務状況に基づく自動一括付与の記載。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 入社日や特定の日を基準とした付与、労働日数に応じた比例付与。出典

「比例付与」は何に比例するかまで読む

WiMS/SaaS 勤務管理システムは「労働契約日数による比例付与」、奉行Edge 勤怠管理クラウドは「労働日数に応じた比例付与」と記載しています。出典出典 マネーフォワード クラウド勤怠の「比例付与」は、入社月に比例させた日数という説明です。出典 この記載だけを、パート・アルバイトの所定労働日数に応じた付与の根拠にはしていません。

CLOUZA(クラウザ)は「パート・アルバイトは労働日数で付与」という表現です。出典 自社の勤務日数と付与日数の組み合わせを提示し、付与テーブルで再現できるかを確かめてください。

比較では「比例付与」という名称の一致だけで判断せず、入力する日数・勤続年数と、付与される日数を照合します。法令上の比例付与の対象は、後述の制度の節で確認できます。

記載のない付与ルールと、付与日を変える場合の確認点

ADVANCE勤怠クラウド、Edge Tracker 勤怠管理、ICタイムリコーダー、KING OF TIME、koiki、Universal 勤次郎、キンコン、ハーモス勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠Plusの9製品は、具体的な基準日・付与日数の決め方が今回の調査範囲では確認できず、上の表に入れていません。

この結果は、自動付与の有無の判定とは別です。「満たす」の製品でも、自社の入社日基準や一斉付与を設定できる具体的な根拠がそろっているかを確認します。

付与日を統一する予定がある場合は、変更後の基準日だけでなく、変更前に付与した休暇の有効期限と残日数も問い合わせに含めてください。現行の台帳から付与日・残日数・有効期限を一組にして示し、変更後にどう表示されるかを確認する手順です。

時間単位の取得と残日数の表示を確認する

時間単位・半日単位の取得、申請、残時間の記載

時間単位の有休に関連する記載には、取得単位そのものの説明、申請できる種類、残時間の表示、集計項目があります。下表では確認した範囲を分け、残時間の表示だけで取得単位の設定まで確認したとは扱いません。

製品 公開情報で確認した範囲
CLOUZA(クラウザ) 時間単位の有休について、年次有給休暇管理オプションで年間の取得時間や残時間を管理できると回答。出典 残時間数の自動集計にも言及。出典
ICタイムリコーダー 休暇申請の説明に、有給休暇・半休・時間有休の申請・承認を記載。出典 残時間の表示方法は今回の調査範囲では確認できず。
WiMS/SaaS 勤務管理システム 申請種類に半休取得、集計項目に「時間年休」「年休残時間」を記載。出典出典出典 時間単位の取得条件や設定方法は今回の調査範囲では確認できず。
キンタイミライ 休暇管理機能に「半日・時間単位取得への対応」を記載。出典
ジンジャー勤怠 事前設定により半日・時間単位で取得し、残日数は小数点以下を含む日単位、または残時間数で表記。出典
ハーモス勤怠 有給休暇管理/届出申請機能のオプションに、時間単位の休暇機能・時間単位有給休暇の記載。出典出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 休暇申請時に有休残日数や残時間を確認して入力する記載。出典 取得単位の設定方法は今回の調査範囲では確認できず。

ADVANCE勤怠クラウド、COMPANY 勤怠管理、e-就業OasiS、Edge Tracker 勤怠管理、freee勤怠管理、KING OF TIME、koiki、TeamSpirit 勤怠、Universal 勤次郎、キンコン、ジョブカン勤怠管理、タッチオンタイム、マネーフォワード クラウド勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠Plus、レコル、楽楽勤怠の16製品は、時間単位・半日単位の取得や残時間に関する記載が今回の調査範囲では確認できず、表から外しています。

自社で時間単位の取得を使う場合は、取得時間を入力した後の残日数・残時間と、年5日の取得状況がどの欄に反映されるかを問い合わせます。画面の名称だけで済ませず、申請前と承認後の表示を見せてもらうと判断できます。

従業員本人が残日数を確認する画面

次の6製品では、従業員が自分の残日数を確認する説明や、休暇申請画面で残日数を見る説明を確認しました。

製品 本人が確認する内容・画面
freee勤怠管理 従業員が自身のスマホから、現在の有給残日数や有効期限を確認。出典
ジンジャー勤怠 マイページに有休残日数を表示し、詳細で取得期限を確認。出典 パソコンでは残日数・付与日・消滅日、スマートフォンのアプリでは休暇の残日数を確認。出典
タッチオンタイム 自分のタイムカード画面で取得回数・残日数を確認でき、非表示も可能。出典 管理者は付与日数・取得回数・取得率・失効数を確認。出典
レコル 勤務表やスマホアプリから取得日数・残日数を確認。出典 管理者は年5日取得義務の達成状況、取得率、取得日数・残日数を一覧で確認。出典
楽楽勤怠 従業員が自身の休暇残数を確認し、管理者も状況をリアルタイムで把握。出典 残日数・消滅期限の管理機能も記載。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 休暇申請で有休残日数や残時間を確認し、申請事由や日付を入力。出典

本人に見せたい情報が「合計の残日数」なのか、「付与日ごとの有効期限」までなのかを決めてください。スマホ利用が必要なら、パソコンと同じ情報がどこまで表示されるかも確認項目に加えます。

残数管理の記載と、確認する人が明確でない画面

次の記載は、残日数の管理・計算や画面表示について確認したものです。すべてを従業員本人向けの表示と読み替えることはせず、誰がどの権限で見られるかを別に確認します。

製品 残数管理・表示について確認した記載
ADVANCE勤怠クラウド 有給休暇の残日数管理。出典 閲覧者や画面の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
CLOUZA(クラウザ) 年次有給休暇管理オプションで残日数・残時間数を集計し、翌年への繰り越しや時効消滅も自動処理。出典 本人の残数確認画面は今回の調査範囲では確認できず。
COMPANY 勤怠管理 有給休暇の残日数を管理し、従業員の取得申請を受付。出典 本人が残日数を閲覧する画面の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
e-就業OasiS 月間勤務表画面に有休残日数と繰越分の表示。出典 年次有給休暇の残数管理にも言及。出典
Edge Tracker 勤怠管理 管理機能に「有給残情報」の記載。出典 本人向け表示の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
ICタイムリコーダー 個人ごとの有給残日数と年休付与数を管理する記載。出典 閲覧者の範囲は今回の調査範囲では確認できず。
Universal 勤次郎 公式の導入事例ページに、勤務実績画面で有給休暇数・有給休暇残数が表示されるとの記述。出典 閲覧権限の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
WiMS/SaaS 勤務管理システム 年次有休の取得日数・残日数を計算。出典 本人が付与日数や取得状況を確認し、上長が取得状況を一覧で確認する説明もあります。出典 本人の残日数表示は今回の調査範囲では確認できず。
キンタイミライ 各種休暇の付与・残数管理。出典 本人向けの残日数確認画面は今回の調査範囲では確認できず。

TeamSpirit 勤怠には「各種休暇の取得日数」の自動集計、マネーフォワード クラウド勤怠には取得状況や取得義務の日数・期間を一覧で確認する記載があります。出典出典 KING OF TIMEは、アカウント保有者向けのデータ分析サービスで、年5日取得義務を満たすための要取得残日数を確認できると説明しています。出典 これらは取得状況についての記載として扱い、有休の残日数の表示とは分けました。

KING OF TIME、koiki、TeamSpirit 勤怠、キンコン、ジョブカン勤怠管理、ハーモス勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠Plusの8製品は、有休の残日数の表示・管理についての具体的な記載が今回の調査範囲では確認できず、2つの表に載せていません。

年次有給休暇管理簿は作成・出力・保存を分けて読む

管理簿・名簿・レポートについて記載がある7製品

公式ページで使われている名称を残し、確認した操作を並べます。「一覧で確認」「自動作成」「出力」「保存」は別の操作なので、いずれかの記載からほかの操作まで推定していません。

製品 名称と、公開情報で確認した操作
ジョブカン勤怠管理 「年次有給休暇管理簿(年休管理簿)」を、有給休暇を付与したタイミングで自動作成し、有休取得管理画面から確認。出典
ジンジャー勤怠 消化状況に合わせた有休管理簿の自動作成。出典
ハーモス勤怠 オプション機能に「有給休暇管理レポート」。出典 管理簿そのものの作成・出力や保存条件は今回の調査範囲では確認できず。
マネーフォワード クラウド勤怠 「有給管理名簿」で、付与・取得状況、取得義務のある日数や期間を一覧で確認。出典 出力方法・保存条件は今回の調査範囲では確認できず。
マネーフォワード クラウド勤怠Plus 「年間有休管理簿」で、有給休暇の取得状況を従業員ごとに自動集計・出力。出典
楽楽勤怠 公式の導入事例ページの機能注記に、年次有給休暇管理簿の作成・保存と、取得日数・取得義務数・取得義務残数の一覧表示を記載。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 個人別の有休管理簿を自動作成し、年次有給休暇管理簿をワンクリックで出力。出典出典

記載のない製品と、出力形式・保存期間の確認

ADVANCE勤怠クラウド、CLOUZA(クラウザ)、COMPANY 勤怠管理、e-就業OasiS、Edge Tracker 勤怠管理、freee勤怠管理、ICタイムリコーダー、KING OF TIME、koiki、TeamSpirit 勤怠、Universal 勤次郎、WiMS/SaaS 勤務管理システム、キンコン、キンタイミライ、タッチオンタイム、レコルの16製品は、管理簿・名簿・レポートに当たる記載が今回の調査範囲では確認できず、上の表に入れていません。

記載がある製品でも、自社で使う出力形式、過去年度の取り出し方、保存期間、解約時のデータ取得条件まで、この表だけでは確認が完了しません。問い合わせでは、実際の出力例と保存の契約条件を求め、後述する管理簿の記載事項と照合してください。

申請・承認は23製品の記載と承認経路を確認する

有給休暇への言及と、申請・承認一般の記載を分ける

「申請・承認」の項目は23製品すべてで公開情報で確認し、確認保留・今回の調査範囲では確認できずはいずれも0製品でした。ただし、項目の確認結果だけで、有給休暇の申請種類や必要な承認段階までそろうとは判断しません。

下表では、有給休暇を明示した説明、休暇申請という説明、申請・承認一般の説明を区別しています。

製品 申請・承認の記載と、有給休暇への言及 承認段階・代理承認・端末などの記載
ADVANCE勤怠クラウド 有給休暇、残業、打刻修正などの申請と、任意の申請内容の設定。出典 あらかじめ設定した代理承認者による承認。出典
CLOUZA(クラウザ) 申請承認ワークフローオプションで、休暇・時間外・休日出勤・打刻修正の申請・承認。出典出典 承認段階は一段階のみで、拠点ごとに承認者を設定し、同じ拠点に複数名いる場合は申請時に指定。出典
COMPANY 勤怠管理 残日数管理と連動した有給休暇の取得申請受付と、勤怠の申請・承認。出典出典 モバイルでの申請・承認。出典
e-就業OasiS 休暇申請などの各種届出とワークフロー承認。出典出典 承認階層に制限はなく、各階層に代理承認者を複数設定でき、届出と月報で別ルートも設定。出典
Edge Tracker 勤怠管理 スマートフォンの機能一覧に休暇申請・承認。出典 ワークフローのバンドルにより、多段階承認や代理申請を利用できるとの記載。出典
freee勤怠管理 公式ページの導入事例に、連携したチャット内での申請・承認の記述。出典 有給休暇の申請への言及、標準機能としての範囲、承認段階は今回の調査範囲では確認できず。
ICタイムリコーダー 有給休暇・半休・時間有休などの申請・承認。出典 部門ごとの申請ルート例と、スマホ・パソコンからの休暇申請を記載。出典出典 最大階層数は今回の調査範囲では確認できず。
KING OF TIME 機能一覧にワークフロー(申請・承認)。出典 公式の導入事例ページに、スマートフォンでの申請・承認の記述。出典 有給休暇の申請種類・段階数は今回の調査範囲では確認できず。
koiki 申請・承認は「あり」。出典 有給休暇の申請種類、承認段階、代理承認の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
TeamSpirit 勤怠 有休や特別休暇などの申請をシステム上で管理。出典 上長への1段階承認から多段階承認、条件によるルート分岐、代理承認、自動承認・自動却下を記載。出典
Universal 勤次郎 公式の導入事例ページに、有給休暇の申請・承認・残数管理の記述。出典 別の導入事例ページに、各種申請・承認をスマートフォンで行う記述。出典 有給休暇の承認段階は今回の調査範囲では確認できず。
WiMS/SaaS 勤務管理システム 年次有給休暇・半休取得などの申請種類を設定し、独自の申請種類も作成。出典 部門長承認(1~10段階)、部門長代理承認と、申請時のメール・プッシュ通知を記載。出典出典
キンコン 公式の導入事例ページに、有給休暇の申請管理でワークフローを利用する記述。出典 同じ事例に、グループ長が承認し、部署によってチームリーダーを間に挟む運用の記述。出典
キンタイミライ 勤務者自身の申請・管理者の承認があり、業種別の構成例に有休の申請・承認を記載。出典出典 承認段階・代理承認の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
ジョブカン勤怠管理 有給申請・承認を記載し、休暇申請はスマホ・携帯電話・パソコンから行う説明。出典出典 管理者へ自動通知し、承認・却下後に情報を反映。出典 承認段階の上限は今回の調査範囲では確認できず。
ジンジャー勤怠 有給休暇の申請・承認・残日数管理をオンラインで行う記載。出典 勤怠申請の承認フローは最大10段階。出典
タッチオンタイム 有休申請などを行い、承認・棄却やコメント入力に対応。出典 最大5段階の承認フロー。出典
ハーモス勤怠 有給の申請・承認を記載し、有給休暇管理/届出申請機能はオプションとして案内。出典出典 有料プランの案内に、パソコン・スマホでの休暇などの申請・承認ワークフローを記載。出典
マネーフォワード クラウド勤怠 有休などの申請をWeb上で行い、未承認を検知して承認者へ通知する記載。出典 承認段階・代理申請の詳細は今回の調査範囲では確認できず。
マネーフォワード クラウド勤怠Plus 有休などの申請から承認までWeb上で実施。出典 組織構造や部署の運用に合わせた多段階承認のフロー設定。出典
レコル 有給休暇などのワークフローを運用に合わせて設定。出典 従業員がスマホから申請し、管理者の承認後に勤務表を自動更新。出典
楽楽勤怠 年次有給休暇の申請・承認をシステム上で実施。出典 部署・役職ごとの承認フロー設定と、複数段階の承認。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 残日数・残時間を確認して休暇申請し、専用アプリで申請・承認。出典出典 ワークフロー作成設定例に「1次承認者」「2次承認者」を掲載。出典

必要な承認段階と不在時の操作を照らす

自社の承認経路を「申請者→直属の上長→人事担当者」のように書き、途中の承認者が不在の場合も添えます。そのうえで、段階数、部署による分岐、代理承認、差し戻し後の再申請を照合してください。

「多段階」と書かれていても、上限や分岐条件まで同じとは判断しません。また、代理申請は本人に代わって申請する操作、代理承認は承認者に代わって処理する操作として、必要な役割を分けて質問します。

連携利用とオプションの組み合わせを確認する

CLOUZA(クラウザ)は、特定のグループウェアとの連携時に利用できるオプションサービスを「年次有給休暇管理+申請承認ワークフローのみ」としています。出典 連携先がある場合は、その名称と利用中の契約を問い合わせ票に記入します。勤怠側の基本機能だけで申請できるか、別のワークフローやオプションを組み合わせるかを回答してもらい、申請から残日数への反映までの操作を確認してください。

年5日の取得義務とは:厚生労働省の資料で確かめる前提

対象者と、年5日に数える取得日数

2019年4月から、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者には、使用者が基準日から1年以内に年5日を取得させる義務があります。対象には管理監督者や有期雇用労働者も含まれ、パートタイム労働者も年10日以上付与されれば対象です。使用者は時季を指定する際に、本人の意見を聴取しなければなりません。(厚生労働省)(厚生労働省)

労働者自身の請求や計画的付与で取得した日数は、使用者が時季指定すべき5日から差し引きます。(厚生労働省)

管理簿の記載事項・保存と罰則

年次有給休暇管理簿は、労働者ごとに時季・日数・基準日を記載して作成し、年休を与えた期間中と期間満了後3年間保存する必要があります。根拠は労働基準法施行規則第24条の7で、保存期間は当分の間3年とされています。(厚生労働省)(厚生労働省)

年5日を取得させなかった場合は労働基準法第39条第7項の違反となり、第120条により30万円以下の罰金が科されることがあります。(厚生労働省)

比例付与と時間単位年休

比例付与の対象は、週所定労働時間が30時間未満で、かつ週所定労働日数が4日以下、または年間の所定労働日数が216日以下の労働者です。(厚生労働省)(厚生労働省)

時間単位年休は、労働基準法第39条第4項に基づく労使協定を結べば年5日の範囲内で取得でき、時間単位で取得した分は年5日の取得義務の日数から差し引けません。(厚生労働省)(厚生労働省)

確認できなかった項目の問い合わせ票

最初に自社の付与ルールを記入する

問い合わせでは、機能名だけでなく、自社の条件を一緒に伝えます。次の記入例を、自社の実際のルールに置き換えてください。

「付与は入社日基準です。パート・アルバイトには所定労働日数に応じた比例付与を行っています。時間単位年休の労使協定があります。承認は直属の上長を経て人事担当者が行い、取得不足は本人と管理者の双方で確認したいと考えています。」 この条件に、全社一斉付与へ変更する予定の有無、既存の残日数を移す日、必要な通知手段を追記します。該当する制度を使っていない場合も、その旨を残すと回答の前提が明確です。

項目ごとの対象製品と聞き方

対象製品欄には、本文のどの表で記載を確認できなかったかを書いています。候補を絞ったら、該当する行だけを問い合わせに転記できます。

確認すること 対象製品・確認結果 聞き方の例
有給休暇の自動付与と基準日 判定表で自動付与が「今回の調査範囲では確認できず」の6製品(表の最後の6行)。このうちICタイムリコーダーは機能説明に「有給休暇の自動付与」、Edge Tracker 勤怠管理は管理者機能の一覧に「有休付与条件」「有休付与」の記載があります。出典出典 「自社の入社日基準・一斉付与を自動処理できますか。必要な登録情報、対象プラン、付与日数の設定方法を教えてください。」
年5日の取得不足の通知 判定表で通知が「今回の調査範囲では確認できず」の15製品。このうちfreee勤怠管理、KING OF TIME、WiMS/SaaS 勤務管理システム、ジョブカン勤怠管理、タッチオンタイム、ハーモス勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠Plus、楽楽勤怠の9製品は、補足欄に年5日の取得状況の一覧・進捗管理・アラートなどの記載があります。出典出典出典出典出典出典出典出典出典出典 「年5日の取得不足を通知する機能はありますか。補足欄の記載がある製品なら、その機能が通知に当たるかも教えてください。本人・管理者のどちらに、画面・メールのどちらで、いつ通知されますか。自動送信か、管理者の操作が必要かも確認させてください。」
オプションの料金・契約・連携条件 CLOUZA(クラウザ)の年次有給休暇管理・申請承認ワークフロー、ハーモス勤怠の有給休暇管理/届出申請機能と、Edge Tracker 勤怠管理の一覧にあるオプション注記の適用範囲。出典出典出典出典 「この付与・申請・通知の運用に必要な契約を、基本プランとオプションに分けて見積もってください。利用予定の連携先と併用する条件も教えてください。」
比例付与・出勤率・付与日の変更 付与ルールの表に載っていない9製品と、表に載っていても記載された計算条件を自社のルールと照らす必要がある候補。 「雇用区分、勤続年数、所定労働日数、出勤率を提示した場合、期待する付与日数になりますか。一斉付与への変更時に既存の残日数・有効期限はどう扱われますか。」
時間単位・半日単位の取得と残時間 時間単位の表に載っていない16製品と、表に載っていても取得単位の設定方法や残時間の表示が「今回の調査範囲では確認できず」の候補。 「時間単位年休の協定内容に合わせて取得単位を設定できますか。半日・時間単位で申請した後の残日数・残時間と、年5日の取得状況を見せてください。」
年次有給休暇管理簿の出力と保存 管理簿の表に載っていない16製品と、表に載っていても作成・出力・保存のうち表に書かれていない操作がある候補。 「時季・日数・基準日を確認できる出力例をください。出力形式、保存期間、過去年度の取り出し方、解約時のデータ取得条件も教えてください。」
本人による残日数・有効期限の確認 本人が確認する画面の表(6製品)に載っていない17製品と、有効期限の表示まで表に書かれていない候補。 「従業員本人が残日数と有効期限を見る画面を見せてください。スマホで確認できる範囲と、表示・非表示の設定を教えてください。」
有給休暇の申請種類と承認経路 申請・承認の表で承認段階・代理承認の詳細が「今回の調査範囲では確認できず」の候補と、自社の経路との照合が必要な候補。CLOUZA(クラウザ)には承認段階が一段階のみという記載があります。出典 「提示した承認経路を設定できますか。承認者の不在、差し戻し、申請の取消時の操作と、残日数に反映するタイミングを教えてください。」

通知の判定が「満たす」「条件付き」の製品についても、通知先・手段・時期のすべてが確認済みとは限りません。必要な情報が表にそろっていなければ、同じ質問を使って補ってください。

デモでは入力・操作・結果をつなげて確認する

自社で想定する従業員の入社日、雇用区分、所定労働日数、勤続年数、残日数を例として渡し、付与ルールを設定してもらいます。その結果として、付与予定日と付与日数が自社の想定に合うかを照合してください。

続いて休暇を申請し、承認前後の残日数・残時間、管理者の取得状況、管理簿の出力を確認します。通知が必要なら、設定した対象者・時期・宛先がどの画面で分かるかも見せてもらいます。これは導入前に行う確認手順であり、本記事で実機確認を実施した結果ではありません。

自社条件で絞ると比較表を使って候補を残す

自動付与と年5日の通知を必須条件にする

最初に自社の基準日、比例付与の対象、時間単位年休の有無、承認経路を整理し、判定表の2条件と照らします。「条件付き」はオプションや設定の記載を読み、「今回の調査範囲では確認できず」は問い合わせ項目として残してください。

次に、自社条件で絞るで自動付与と年5日の取得不足の通知を必須にし、ほかの条件を重ねるへ進みます。自社に必要な打刻方法や給与計算ソフトとの連携なども加え、有給管理の条件と合わせて候補を絞ります。

比較表と問い合わせへの回答で判断する

候補が残ったら、23製品の比較表で料金・契約などの値と出典を確かめるへ進んでください。基本料金や最低契約期間など、有給管理以外の項目はそこで確認します。

この本文で分かるのは、公式ページの記載に基づく判定と確認範囲です。自社の付与ルールを設定で再現できるか、必要なオプションを契約できるか、申請・通知・出力を予定した手順で運用できるかは、問い合わせへの回答とデモで確かめて判断してください。

この記事が根拠にした公式ページ(74件)
有給の自動付与ができる勤怠管理システム|年5日の取得不足の通知も23製品で確認|SaaS Facts