選び方勤怠管理システム

テレワークの勤怠管理方法|在宅の打刻・PCログ照合・勤務形態を23製品で確認

テレワークの勤怠管理で使う在宅の打刻方法を、勤怠管理システム23製品の公式ページで確認。スマートフォン打刻・PCログとの乖離検知・フレックスタイム制・勤務間インターバルの判定と、問い合わせ前に確かめる項目が分かります(2026年10月時点)。

テレワークの勤怠管理 在宅の打刻を23製品で確認の表紙、自宅のデスクでノートパソコンとスマートフォンから出勤を記録する社員

この記事の製品に関する記述は、SaaS Facts が各社の公式ページから確認した事実にもとづきます(確認日 2026年10月7日)。 文中の「根拠」から製品ページへ移ると、その事実の公式ページの出典と確認日を確かめられます。確認できなかった項目は、機能の非対応や情報の非公開を意味しません。

目次
  1. テレワークの勤怠管理は客観的な記録が原則、在宅の打刻方法は4つ
  2. 23製品の打刻方法とスマートフォン打刻の判定
  3. PCログと打刻時刻の乖離を検知できるか
  4. フレックスタイム制・裁量労働制・在宅勤務への対応を確認する
  5. 長時間労働への通知を残業と休息時間で確認する
  6. 確認できなかった項目を問い合わせ票に移す
  7. 自社の勤務形態と打刻方法で候補を絞る

テレワークの勤怠管理は、始業・終業時刻をパソコンの使用時間などの客観的な記録で確認するのが原則です。働く場所が分かれるテレワークでは、上司が勤務時間を目で確かめることが難しく、労働時間の集計方法は多くの企業に共通する課題です。在宅ではPC・ブラウザ、スマートフォン、チャット、PCログオン・ログオフの4つから打刻方法を選び、PCログとの突き合わせ、勤務形態の設定、残業・休息不足の通知を勤怠管理システムで確認します。

対象はSaaS Factsに掲載する勤怠管理システム23製品で、国内市場全体ではありません。2026年10月4日〜7日時点の公式ページで確認した内容を並べました。スマートフォン打刻は「満たす」22製品・「条件付き」1製品、PCログとの乖離検知は「満たす」2製品・「条件付き」6製品で、残る15製品は今回の調査範囲では確認できず。

テレワークの勤怠管理は客観的な記録が原則、在宅の打刻方法は4つ

始業・終業時刻を何で確認するか

厚生労働省の「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(2017年1月20日策定)4(1)・(2)は、労働日ごとの始業・終業時刻を、使用者の現認、またはタイムカード・ICカード・パソコンの使用時間などの客観的な記録を基に確認・記録することを原則としています。(厚生労働省)

「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」(2021年3月25日改定)7(2)も、情報通信機器の使用時間の記録を挙げています。記録が始業・終業時刻を反映することが前提です。(厚生労働省)

自己申告とPCログにずれがあれば実態を調べる

自己申告制では、従業員と管理者への十分な説明、必要に応じた実態調査と労働時間の補正が必要です。パソコンの使用時間の記録などと申告に著しい乖離がある場合も、実態を調べて補正します。申告できる残業時間に上限を設けるなど、適正な申告を妨げる措置は認められていません。(厚生労働省)

在宅で使う打刻方法を4つに分ける

  • PC・ブラウザ:従業員が画面上で出勤・退勤を操作する方法。
  • スマートフォン:アプリやブラウザから打刻し、製品によっては位置情報も記録する方法。
  • チャット:普段使うチャット画面から打刻する方法。
  • PCログオン・ログオフ:PCの使用開始・終了の記録を出退勤時刻に取り込む方法。

本人の操作による打刻とPCの使用時間の記録は、取得方法が異なります。始業・終業の実態を反映するか、申告とのずれをどう確かめるかを決めましょう。(厚生労働省)

23製品の打刻方法とスマートフォン打刻の判定

4つの条件の判定は、スマートフォン打刻が満たす22・条件付き1、PCログとの乖離検知が満たす2・条件付き6、フレックスタイム制が満たす13・条件付き1、勤務間インターバル不足の判定が満たす4・条件付き2です。

勤怠管理システム23製品について、スマートフォンで打刻できる・PCログと打刻時刻の乖離を検知できる・フレックスタイム制に対応・勤務間インターバル不足を判定できるの確認結果を製品ごとに示した表の図。条件を満たすと確認できたのはスマートフォンで打刻できるは22製品、PCログと打刻時刻の乖離を検知できるは2製品、フレックスタイム制に対応は13製品、勤務間インターバル不足を判定できるは4製品。
4条件を製品ごとに確認した結果。

次の表は在宅で使える打刻方法の内訳と、スマートフォン打刻の判定です。表の並びはSaaS Factsの掲載順で、優劣の順ではありません。

製品 PC・ブラウザ スマートフォン打刻の判定 チャット PCログを打刻に使用 位置情報の取得
ADVANCE勤怠クラウド パソコン 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典出典
CLOUZA(クラウザ) Web 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 取得可(各端末で位置情報をON)出典出典
COMPANY 勤怠管理 WEB打刻 満たす Microsoft Teams ログオン・ログオフ 取得可出典出典出典出典
e-就業OasiS パソコン 満たす 今回の調査範囲では確認できず 収集ツールと連携 位置情報(基地局情報)出典出典出典出典
Edge Tracker 勤怠管理 PCの画面 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典出典
freee勤怠管理 個人PCのWEB打刻 満たす LINE・Slack 今回の調査範囲では確認できず 取得可(携帯端末側の設定が必要)出典出典出典出典
ICタイムリコーダー Web 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典
KING OF TIME PCパスワード認証 満たす LINE WORKS(契約プランによる) KING OF TIME システムログ 取得可(モバイル)出典出典出典出典出典
koiki パソコン 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず出典出典
TeamSpirit 勤怠 PCブラウザ 満たす Slack・Teams PCログ連携(有償オプション) GPS出典出典出典出典出典
Universal 勤次郎 今回の調査範囲では確認できず 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず GPS出典
WiMS/SaaS 勤務管理システム WEB打刻 満たす 今回の調査範囲では確認できず クライアント管理ソフトと連携 GPS(地図オプション)出典出典出典
キンコン Webブラウザ 満たす Slack・Chatwork・LINE WORKS 今回の調査範囲では確認できず 取得可出典出典出典
キンタイミライ Web打刻 満たす 今回の調査範囲では確認できず PC + Windowsログオン iPhone + GPS出典出典出典
ジョブカン勤怠管理 PCブラウザ打刻 満たす LINE・Slack 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典出典
ジンジャー勤怠 パソコン打刻 満たす 今回の調査範囲では確認できず 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典出典
タッチオンタイム Webブラウザ打刻 条件付き:本人の携帯のみ 今回の調査範囲では確認できず Windowsログイン・ログオフ GPS(位置情報なしの打刻も可)出典出典出典出典
ハーモス勤怠 ブラウザ 満たす Slack・LINE/LINE WORKS 今回の調査範囲では確認できず 取得可出典出典出典
マネーフォワード クラウド勤怠 Webブラウザ 満たす Slack 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典出典
マネーフォワード クラウド勤怠Plus PCブラウザ 満たす Chatwork・Slack 外部サービスと連携 GPS出典出典出典出典出典出典
レコル PCブラウザ 満たす Slack 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典出典
楽楽勤怠 ブラウザ打刻 満たす Slack 今回の調査範囲では確認できず GPS出典出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド Web打刻 満たす LINE WORKS 今回の調査範囲では確認できず 取得可出典出典出典出典

スマートフォンはアプリの有無と端末条件を確認する

タッチオンタイムは本人の携帯からブラウザで打刻する方式で、通信料が別途かかり、機種による動作・GPS取得の確認が必要です。出典 楽楽勤怠は専用のスマートフォンアプリの用意がなく、ブラウザ経由で利用する形です。出典

チャット打刻は連携先と契約プランを確認する

表のチャット欄を、自社で利用中のツールと照合してください。KING OF TIMEのLINE WORKS連携は契約プランにより異なります。出典

PCログは打刻への利用と乖離確認を分ける

PCログオン・ログオフを出退勤時刻にする方法と、本人の打刻との差を調べる方法を区別します。次の表で取得元と乖離検知の判定を確認してください。

PCログと打刻時刻の乖離を検知できるか

判定とPCログの取得元を照合する

条件の判定は、満たす2・条件付き6・満たさない0・今回の調査範囲では確認できず15です。表には満たす・条件付きの8製品と、判定は今回の調査範囲では確認できずでも公式ページにPCログの記載がある3製品を載せました。表にない12製品は、判定・PCログの記載とも今回の調査範囲では確認できず(うち1製品は乖離確認の項目が確認保留)。

製品 乖離検知の判定 PCログの取得元・公式ページの記載
COMPANY 勤怠管理 満たす PCのログオン・ログオフ管理とWEB打刻の比較が可能で、ログオン・ログオフ時刻をそのまま客観打刻として記録出典出典
e-就業OasiS 今回の調査範囲では確認できず 収集ツールでPCのログオン・ログオフ情報を就業時刻として記録、複数の打刻記録との乖離チェックと乖離アラート表示の記載あり出典出典出典
KING OF TIME 満たす KING OF TIME システムログで取得したPCログとの差異を確認でき、PCログはそのまま打刻にも利用可(Windows対応、価格:無料)出典出典
TeamSpirit 勤怠 条件付き PCの利用ログを取り込み打刻との乖離を自動判定、PCログ連携(打刻・乖離チェック)はアドオンでライセンス料金を加算出典出典
Universal 勤次郎 条件付き 連携先のクライアント管理ソフトが出力したPCログオン・ログオフ時刻を取り込み、出退勤時刻との差異をチェック出典
WiMS/SaaS 勤務管理システム 条件付き クライアント管理ソフトとの連携が必要(PC操作ログの管理機能は自製品にないと明記)で、ログを打刻に使い自己申告との乖離を警告出典
キンタイミライ 今回の調査範囲では確認できず PC + Windowsログオンでログオン・ログオフ時に自動打刻、乖離の確認と取得の構成・費用は今回の調査範囲では確認できず出典
ジョブカン勤怠管理 条件付き 連携先のログ管理サービスに勤怠データを連携し、PCの稼働時間との差分を把握出典
タッチオンタイム 今回の調査範囲では確認できず セキュアログインでWindowsログオン・ログオフを打刻、乖離の確認と費用は今回の調査範囲では確認できず出典
マネーフォワード クラウド勤怠Plus 条件付き 外部サービスでPCの起動・シャットダウン時間を取得し、打刻との乖離を自動で突合、連携先の外部サービスの利用費用が別途かかる出典出典
楽楽勤怠 条件付き API連携オプションでPCログのシステムと連携し、打刻実績と比較して乖離をアラート出典

フレックスタイム制・裁量労働制・在宅勤務への対応を確認する

勤務形態の記載とフレックスタイム制の判定

フレックスタイム制では労働者が始業・終業時刻を決めますが、使用者による労働時間の適切な把握は必要です。(厚生労働省)

判定は満たす13・条件付き1・満たさない0・今回の調査範囲では確認できず9です。表には勤務形態の記載を公開情報で確認した18製品を載せ、判定は記載とは別の列にしました。表にない5製品は、判定・勤務形態の記載とも今回の調査範囲では確認できず。

製品 フレックスタイム制の判定 公式ページに記載のある勤務形態
ADVANCE勤怠クラウド 満たす フレックスタイム制、裁量労働制、変形労働時間制出典出典出典
CLOUZA(クラウザ) 今回の調査範囲では確認できず 固定時間制、シフト制、「裁量労働制、フレックスタイム制、変形労働時間制には対応していません」との記載出典
COMPANY 勤怠管理 満たす フレックス、裁量労働、交代勤務、変形労働(在宅勤務の記載あり)出典出典出典出典出典
e-就業OasiS 今回の調査範囲では確認できず 固定勤務、フレックス勤務、シフト勤務、時給勤務、時短勤務、時差勤務(在宅勤務の記載あり)出典出典出典出典出典出典出典
ICタイムリコーダー 満たす フレックス、裁量労働、シフト勤務、変形労働の登録出典出典出典出典
KING OF TIME 満たす フレックス・変形労働制(テレワーク・在宅勤務・時差出勤の記載あり)出典出典
TeamSpirit 勤怠 満たす 固定労働時間制、フレックスタイム制、裁量労働制、変形労働時間制出典出典出典出典
Universal 勤次郎 今回の調査範囲では確認できず 1年単位の変形労働時間制、シフト、24時間勤務出典出典出典
WiMS/SaaS 勤務管理システム 満たす フレックスタイム制、裁量労働制、1か月単位・1年単位の変形労働時間制(出社と在宅勤務が混在するハイブリッドワークの記載あり)出典出典出典出典
キンタイミライ 満たす フレックスタイム制、1ヶ月単位・1年単位の変形労働時間制(在宅勤務と出社の混在、事業場外みなし労働時間制の設定の記載あり)出典出典出典出典
ジョブカン勤怠管理 満たす フレックス、裁量労働、変形労働(テレワークの記載あり)出典出典出典出典
ジンジャー勤怠 条件付き フレックスタイム制、裁量労働時間制、変形労働時間制出典出典出典
タッチオンタイム 満たす フレックス制、変形労働時間制、シフト制(在宅勤務と「みなし勤務」の記載あり)出典出典出典出典出典
マネーフォワード クラウド勤怠 満たす 固定時間制、シフト制、フレックスタイム制、裁量労働制、1ヶ月単位変形労働時間制(「リモート」の記載あり)出典出典出典出典出典出典
マネーフォワード クラウド勤怠Plus 満たす フレックス、裁量労働、変形労働時間制(在宅・出社が混在する環境の記載あり)出典出典出典出典
レコル 満たす 固定時間制、シフト勤務、フレックスタイム制、裁量労働時間制、変形労働時間制出典出典出典出典出典
楽楽勤怠 今回の調査範囲では確認できず シフト制、変形労働時間制(1か月)出典出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 満たす フレックスタイム制(1~3か月)、変形労働時間制(在宅勤務/テレワーク対応、事業場外みなし労働時間勤務の記載あり)出典出典出典出典

在宅勤務・テレワークと事業場外みなしは、公式ページに明記がある製品だけ括弧内に書きました。記載のない製品は今回の調査範囲では確認できず。

条件付きの設定範囲と「みなし勤務」を確認する

ジンジャー勤怠は、公式ページにフレックスタイム制の記載がある一方、判定は条件付きです。出典 条件の中身は今回の調査範囲では確認できず、設定範囲は問い合わせ票で確かめます。タッチオンタイムのFAQには、出勤のみ・退勤のみ・出退勤ともに「みなし勤務」にできるとの記載があります。出典 事業場外みなし労働時間制との関係は今回の調査範囲では確認できず。制度を適用できるかの判断は、社労士・労働基準監督署に相談してください。

長時間労働への通知を残業と休息時間で確認する

残業・36協定のアラートは通知時点と通知先を見る

残業・36協定のアラートは、21製品で記載を公開情報で確認しました。表にない2製品は今回の調査範囲では確認できず。通知のタイミング(上限への接近か超過か)、通知先、手段(画面・メール)を見比べます。

製品 残業・36協定のアラート、通知先・手段
ADVANCE勤怠クラウド 設定した総残業時間の超過を本人・所属長に表示。出典
CLOUZA(クラウザ) 限度時間・任意基準値の超過を本人・管理者へメール。出典
COMPANY 勤怠管理 超過勤務など任意のアラートを本人・上司・人事に通知。出典
e-就業OasiS 36協定・残業の警告基準値超過を報告者・承認者・管理者に画面表示・メール。出典出典
Edge Tracker 勤怠管理 残業時間の実績・予測に基づき本人・管理者へ通知。出典
ICタイムリコーダー 長時間労働を事前検知し、上司・本人へ表示。出典
KING OF TIME 月の残業時間が一定時間を超えそうな従業員に画面表示。出典
TeamSpirit 勤怠 36協定の限度時間を超えそうな社員をレポートで表示、閾値を超えると本人・上司・労務担当者へメール出典
Universal 勤次郎 時間外労働が30時間を超える前にアラートを出す設定の記載。出典
WiMS/SaaS 勤務管理システム 36協定超過警告。出典
キンコン 残業時間超過を知らせるアラート。出典
キンタイミライ 打刻時に本人へ累計時間や閾値超過状況を通知、管理者向けに残業時間の予測値と段階的な強調表示、閾値超過者のメール通知出典
ジョブカン勤怠管理 36協定アラート通知、就業規則アラート通知。出典
ジンジャー勤怠 残業時間超過のアラートを複数段階で設定でき、通知対象は管理者と従業員出典
タッチオンタイム 超過アラートを管理者の画面表示、本人・管理者へのメール通知で選択。出典
ハーモス勤怠 規定時間を超える前のアラート通知。出典
マネーフォワード クラウド勤怠 届出に応じたアラート設定、残業上限到達時のメール通知。出典
マネーフォワード クラウド勤怠Plus 残業超過の予兆・時間超過を検知し、管理者・本人へ通知。出典
レコル 36協定の時間外労働などのアラートを本人・管理者が確認でき、画面表示とメール通知出典
楽楽勤怠 36協定の上限時間に対し、超過前に通知。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 36協定の届出時間を基に、上限を超える前に警告。出典

在宅では長時間労働が見えにくいため、通知を受けて勤務予定や業務量を見直す担当者を決め、表の通知先と照合します。

勤務間インターバル不足の判定方法を見る

勤務間インターバルは、終業から次の始業までの休息時間です。残業時間の累計とは別に確認します。(厚生労働省)

条件の判定は、満たす4・条件付き2・満たさない0・今回の調査範囲では確認できず17です。項目としての記載は6製品で公開情報で確認しています。

製品 判定 公式ページの記載
WiMS/SaaS 勤務管理システム 満たす 勤務間インターバルの不足を検知し警告。出典
キンタイミライ 条件付き シフト作成時のアラート、退勤打刻時の本人への通知、事後の管理者へのアラートメールの3段階で休息時間の確保を管理出典
タッチオンタイム 条件付き 退勤から次の出勤までが設定時間未満だった回数を数え、超過アラートの項目にも設定できる出典出典
マネーフォワード クラウド勤怠Plus 満たす 終業から翌日の始業までに必要な休息時間を自動計算し、不足を警告。出典
楽楽勤怠 満たす 休息時間が基準を下回った従業員にアラート表示。出典
奉行Edge 勤怠管理クラウド 満たす 不足者リストを自動作成し、基準に満たない者を抽出して自動通知。出典出典

上表以外の17製品は、判定・記載とも今回の調査範囲では確認できず。条件付きの2製品は条件の中身が今回の調査範囲では確認できずのため、設定範囲・利用条件は問い合わせ票で確認してください。

確認できなかった項目を問い合わせ票に移す

勤怠管理システム23製品の5項目について、公開情報で確認できた製品数、確認保留、今回の調査範囲では確認できなかった製品数を横棒で並べた図。
5項目の公開状況。横棒は23製品の内訳で、確認できた製品数の多い順。

対象製品と質問を対応させる

候補の行を選び、端末・勤務形態・通知先を質問に加えます。

確認すること 対象製品 聞き方の例
PCログとの乖離検知 判定が今回の調査範囲では確認できずの15製品(乖離検知の表の3製品と、表にない12製品) PCログと打刻の差分を表示・通知できますか。判定の基準は何ですか。
ログの取得元・連携費用 乖離検知が条件付きの6製品 取得ツール・オプション・対象プラン・対応OSと、それぞれの費用は何ですか。
PCログを出退勤打刻にする方法 打刻方法の表でPCログの欄が今回の調査範囲では確認できずの15製品、費用の記載がない製品 当社のOSでログオン・ログオフを打刻に使えますか。構成と費用は何ですか。
フレックスタイム制の設定 判定が今回の調査範囲では確認できずの9製品、条件付きのジンジャー勤怠出典 当社の清算期間・コアタイムに合う設定はできますか。条件付きの条件は何ですか。
裁量労働制・事業場外みなし・在宅勤務 勤務形態の表にない5製品 当社の勤務形態と、出社・在宅が混在する場合の設定方法を教えてください。
勤務間インターバル不足 判定表にない17製品、条件付きのキンタイミライ・タッチオンタイム出典出典 不足をいつ判定しますか。時間・回数・通知先を設定できますか。
残業アラートの有無・通知先 残業アラートの表にない2製品 超過前・超過後の通知先と、画面・メールの設定範囲を教えてください。
チャット打刻のプラン KING OF TIME(LINE WORKS連携は契約プランにより異なる)。出典 当社のチャット環境で利用するプラン・設定条件は何ですか。
スマートフォンの利用条件 タッチオンタイムは本人の携帯のみ、楽楽勤怠はブラウザ経由。出典出典 会社・私物端末、ブラウザ、端末変更、位置情報の設定条件を教えてください。

自社の打刻ルールで決めること

私物スマートフォンの利用可否、位置情報の取得場面と閲覧者、中抜け・休憩と再開の記録方法を決めておきましょう。PCログを打刻・差分確認のどちらに使うか、差分の確認担当者も残してください。

中抜け時間の取扱いは就業規則等に定めておくことが重要とされています。規程の文案は対象外です。(厚生労働省)

自社の勤務形態と打刻方法で候補を絞る

自社が採用する固定時間制・フレックスタイム制・裁量労働制・事業場外みなし労働時間制と、在宅の端末を書き出してください。

勤怠管理システム23製品を4の条件で確認した結果を、条件を満たす・条件付き・満たさない・確認できずの内訳で横棒に並べた図。
4条件の確認結果。「自社条件で絞る」で使う判定を条件ごとに集計。

比較表で追加項目を確認し、必須条件を選ぶ

比較表では23製品の打刻方法・勤務形態・乖離確認の値と出典を見ることができ、料金・契約条件・給与計算ソフトとの連携・保存期間など、この記事で扱っていない項目も同じ表で確かめられます。

次に、スマートフォン打刻・PCログとの乖離検知・フレックスタイム制・勤務間インターバルを自社条件で絞るで必須条件を選びます。残った候補へ問い合わせ、利用条件と費用の回答をそろえて社内比較に進めてください。

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